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写真・報告 その556
2022年、郡中学校・美術部が描いた観光案内板(名所案内板)
(写真1) 郡中学校・美術部が描いた観光案内板(JR松原駅)
郡中学校・美術部が描いた観光案内板(名所案内板)
デザイン:大村市立郡中学校・美術部  絵のみの大きさ:縦90cm、横120cm
場所:JR大村線・松原駅の上り、下り線ホーム(2基)   設置年月日:2022年8月17日 設置者:大村市

<文字について>(写真1を参照)
・左側上部の大文字:松原へ ようこそ!! (:このエクスクラメーションマークは松原包丁を縦に2本で描いている)
・最下部左側の小文字:「デザイン 2021年度 大村市立郡中学校・美術部
・最下部右側の小文字:「板面制作 大村市
(写真2) 中央部:観光案内板(松原駅下り線ホーム)
(写真3) 中央部右側:観光案内板(同上) 


<絵の説明>(上記の太文字から時計回りに)
クジラのバス停(水中眼鏡をかけ、紅白の浮き輪を持っている)、 ・(在来線の)YC1の列車、・松原八幡神社鳥居、 ・郡岳遠目山、 ・大村湾の波、 ・、 ・松原おこし(へこ外しおこし)

<なぜ、この名所案内板を紹介しているのか>
 念のため、私は絵心などは、全くない。そのため、下段の項目含めて、これから書いている内容で的外れも多々あろうと思われる。標題の件だが、それは箇条書きにすると次の事柄である。

 ・中学生(美術部)が、若い感性で地元の名所や象徴的な場所を描いたことである。
 ・しかも、地元の歴史事項も描いているので郷土史愛好家として興味を持った。
 ・現在、新幹線ばかり注目される中、在来線の駅構内に設置されたのにも注目した。
 以上のような理由ながら、私は、このページに掲載して情報発信しようと考えた。そして、ほんの少しでも松原地区の観光案内に役立つのなら、嬉しいかぎりである。

<感想、補足など>
 1、(写真1参照) ほぼ中央部にクジラを思い切りクローズアップして、しかも浮き輪を持っている姿は、大胆な発想と思った。また、元気さや活力さえも感じる表現だ。

 2、松原包丁や松原おこしは、松原の伝統産業や郷土菓子である。松原八幡神社は、その古さなどから、竹松の皇天宮とともに大村の二大名神社とも呼ばれ、また松原の中心地でもある。日本には「一幅の絵画は千の言葉を語る(1枚の絵は千の言葉を語る) 」との言葉もあるが、これらは松原の歴史を端的に語っていると思う。

 3、郡岳遠目山大村の山並みであり、大村湾の波、桜などは、松原の自然そのものであり、日常見慣れた光景の率直な表現と思えた。

 総じて、今までの観光案内板にないような新発想で描かれた名所案内板の絵と思った。
 
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・関係ページ:「玖島中学校・美術部が描いた観光案内板


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