最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク

福重の名所旧跡や地形

馬込の溶岩流跡(草場町)
馬込の溶岩流跡(まごめのようがんりゅうあと) 場所:大村市 草場町
 草場町、馬込水源の下流の川(通称:馬込川=まごめがわ)には、火山から流れ出した溶岩跡があります。

  しかも(下記写真でも、お分かりの通り)市道の横から階段で川床に降りて、直接手で触ることもできます。また、この川に架かっている出口平橋(でぐちびらばし)から溶岩流跡を一望できます。

左写真は馬込川の川床にある馬込の溶岩流跡です。

溶岩流跡を見学中
   既に『大村の歴史』ページの「大村の土地の形成」に書いていますが、多良系火山の活動は100万年前から始まり、25万年前の五家原岳を最後に活動を終えたとされます。経ケ岳は60万年前、多良岳は40万年前とされています。

 この馬込溶岩流跡に近い郡岳(826m、重井田町)、鉢巻山(335m、野岳町)は、多良火山の溶岩の上に噴出した寄生火山です。郡岳の溶岩は安山岩で多良系最後の溶岩です。

 上記の内のいずれかの溶岩が、この馬込の溶岩流跡で見られるものと考えられます。溶岩跡と言えば大村市内でも、いくつかの場所では見れますが、これだけ市道近くの便利な所で、しかも明確に分かる溶岩流跡は、珍しいと思います。

 また、この溶岩流跡の直ぐ近くの上流には馬込水源があり、ここから湧き出た水が直接注いでいるため夏場でも、この川床には冷たい水が流れています。



最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク