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1923(大正12)年頃の福重小学校、校舎全景写真 |
はじめに
大村市立の小学校は、(2021年現在)15校あります。当然、その創立年(開校年)は、各小学校で様々です。その中で、明治時代初期に7校が開校しています。その要因は、近代学校制度の基本法令と言うべき学制(下記の用語解説を参照)も、明治5年8月2日に発布されたことが大きいといえます。
江戸時代に大村藩校や私塾(寺子屋)なども大村にはありました。ただし、普通、小学校という場合は、先の学制が施行された後で創立した小学校のことをいいます。2022年8月、福重小学校・松原小学校が、2023年〜2024年には、鈴田小学校を始め明治時代初期に創立された小学校が続々と創立150周年となります。そのようなことから、「大村市立小学校創立年の一覧」(下表)を作成しようと思いました。
なお、各学校の創立年は、主に2016年3月31日に発行された大村市史・第四巻(近代編)、189ページの「小学校教育」の『大村における小学校の創立』ページを参照して書いています。また、各学校の公式ホームペーの「学校沿革」も参照しています。 あと、このページは、再検証や改訂を繰り返しながら作成予定ですので、変わる場合もありますので、あくまでも、参考程度に閲覧願います。
大村市立小学校の創立年一覧(2021年9月現在)
注1:まだ、調査中の学校もあるので、しばらく、お待ちください。
注2:下表の学校名は全て現在の校名である。整理番号に特に意味はない。
注3:「備考欄」はあくまでも極々一部の事項であり、詳細に書けば全部の小学校全部では小冊子1冊分の内容や歴史事項がある。
注4:この欄は「・・学校、創立150周年」などの用語で検索すると表示されるページを主に書いた。
注2 |
学校名 |
創立年 |
創立150周年関係 注4 |
備考欄 |
1 |
福重小学校 |
1872(明治5)年8月 |
特設ページ 記念集会 |
開校の歴史、歴史、記念碑、最初の児童数8名 |
2 |
松原小学校 |
1872(明治5)年8月 |
関係ページ |
当初、福重小と共同。1873年10月7日に分離独立 |
3 |
鈴田小学校 |
1873(明治6)年1月 |
関係ページ |
- |
4 |
竹松小学校 |
1873(明治6)年)年3月 |
関係ページ |
- |
5 |
大村小学校 |
1873(明治6)年7月 |
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- |
6 |
萱瀬小学校 |
1873(明治6)年9月 |
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- |
7 |
西大村小学校 |
1873(明治6)年11月 |
関係ページ |
- |
8 |
三浦小学校 |
1874(明治7)年1月 |
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- |
9 |
黒木小学校 |
1874(明治7)年1月4日 |
関係ページ |
- |
10 |
三城小学校 |
1944(昭和19)年4月 |
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大村小学校・西大村小学校から分離独立 |
11 |
中央小学校 |
1949(昭和24)年4月4日 |
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- |
12 |
東大村小学校 |
1959(昭和34)年4月1日 |
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大多武文教場(分校)から小学校として開校 |
13 |
放虎原小学校 |
1978(昭和53)年 |
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中央小学校から分離独立 |
14 |
旭が丘小学校 |
1981(昭和56)年4月1日 |
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大村小学校から分離独立 |
15 |
富の原小学校 |
1983(昭和58)年4月 |
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竹松小学校から分離独立
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用語解説:
・「小学校」とは、「1872年(明治5)の学制以来の初等教育機関。学制では小学校と称したが、86年の小学校令により尋常・高等に分けられ、1941年から46年までは国民学校。戦後は学校教育法により修業年限6年。満6歳から満12歳までの学齢児童の就学を法律で保護者に義務づけている。」(広辞苑より)」
・「学制」とは、「@学校に関する制度。 A1872年(明治5)に制定された日本で最初の近代学校制度に関する規定。欧米の学校制度を参考とし、全国を大学区・中学区・小学区に分け、各学区に大学校・中学校・小学校を設置することを計画したが、計画通りには実施されず、79年(明治12)教育令の制定により廃止。(広辞苑より)
補足
(この原稿は、準備中。 しばらく、お待ちください)
・関係ページ:「福重小学校の開校の歴史」 「福重小学校の歴史」 (創立場所にある)「福重小学校・本校跡(寿古町)の記念碑」)
(掲載日:初回:2021年8月23日、第2次掲載日:9月26日、第3次掲載日:2023年6月8日、第4次掲載日: 月 日、第5次掲載日: 月 日)
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