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2015年、福重小学校5年生の稲刈り(概要報告)
写真1:5年生全員

2015年、福重小学校5年生の稲刈り
日時:2015年11月2日
08時50分〜11時00分  場所:大村市皆同町、石走川左岸横の田んぼ
参加:
全体(目算)で約70名、(児童:56名、他:先生・保護者・関係者など) 

主な内容:
この日、前半は曇り空でしたが、後半は青空の広がる良い天気になりました。まず、最初に児童に指導して下さる沖田さんと大又さんから概要次の「」内の話がありました。「今はコンバインで刈るが、今日は手で刈ってもらう」、「コメの種類は2種類あって手前側が普通のコメ、奥側が餅コメである。混ざらないように気を付けて」、「一つの穂からコメは100粒〜120粒くらい実っている。一粒でも大切にして欲しい」

 「みんなが刈るノコギリ鎌は大変良く切れる。絶対に怪我しないように注意して欲しい」、「今日の主な順番は稲刈り、わらで束ねる、掛け干し作業の順でやっていく」などの説明がありました。また、お二人から稲を刈る作業、束ね方などの実作業講習もありました。そして、その順番に沿って児童による、うるち米(普通のコメ)の稲刈りからスタートしました。各自交代でサクサクと刈り、その稲8束ほどを一つにまとめて、農道に置き、次に束ねる作業が続きました。

写真2:稲の束ね方は、こうやって

 また、同時進行で隣の田んぼに準備した稲掛け竿に運んで、天日に干すために竿にかける作業がありました。それで、一応一区切りでした。次の品種である餅コメも先の順番と同様に作業が進みました。後片付けでは、みんなで落ちた稲穂や稲藁を拾って実作業は全て終了しました。

 最後に、終了ミーティングがあり、沖田さんより、「今日おこなった手作業による稲刈りは現在、人の知恵によって機械化が進み、ほとんどコンバインになった。このように皆も勉強して、色々なことに知恵を出し、工夫して欲しい。今日から10日間ほど天日で干すと、乾燥するので、あとは脱穀していく。その後、精米すれば食べられる。皆さん、お疲れ様」などの話がありました。 それに対しての児童代表から、「今日は教えてもらって、ありがとうございました」などのお礼の言葉がありました。

上野の補足や感想:福重小学校の児童たちは、最初、稲刈りは不慣れな感じも見受けられましたが、何回かする内にスピードがあがりました。そして、稲を刈る、運ぶ、束ねるなどの作業を分担しておこない、後半は一気に作業が終了した感じでした。

 教室での授業で例えば農業やコメの大切さなどを学ぶのもいいですが、今回のように自ら実体験するのも大変良いことことで、生きた勉強ではないかとも思いました。また、将来、農業関係の仕事する人を除けば、ある意味「一生に一度だけの稲刈りで、ずっと記憶に残る体験」だったかもしれません。今回の稲刈りに参加された先生、児童、保護者、関係者の皆様、大変お疲れ様でした。

写真3:稲刈りスタート(うるち米)

写真4:餅コメの稲刈り(最奥右側の山:郡岳)
写真5:稲を束ねる

写真6:稲の掛け干し作業

<関係ページ>
2014年10月30日、5年生の稲刈り体験

・戦前の福重小学校生徒による稲刈り写真ページ:『1941年(福重村写真集)銃後の郷土 国民学校児童による寿古郷での勤労奉仕

・米(コメ)に関係する私のページ:『瑞穂の国



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