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(2017年度)福重小学校・郷土史クラブ(福重のフルーツ、梨園とシュシュ見学)
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(写真1) (右側の)大庭(おおば)さんから梨(なし)のお話し
(写真2) (なし)のとり方を聞き、児童もとってみた

福重小学校・郷土史クラブ(福重のフルーツ、梨園とシュシュ見学)

(写真3) 大庭(おおば)さんを中心に参加者(さんかしゃ)
(写真4) 梨の試食中(ししょくちゅう)

日時:2017年9月6日、14時55分〜15時55分
場所:大庭なし園直売所シュシュ
出席:全体12名(児童8名、先生2名、市文化振興課1名、上野)
主な内容:福重のフルーツ、梨園とシュシュの見学

1)大庭なし園直売所(おおば なしえん ちょくばしょ)見学(けんがく)お話梨のとり方試食(ししょく)など
 福重小学校からマイクロバスで出発し、皆同町にある大庭なし園直売所(おおば なしえん ちょくばしょ)へ向かった。着いて(ついて)、すぐに梨園(なしえん)へ入り、ここで大庭(おおば)さんから福重の梨(なし)の歴史(れきし)などを話していただいた。その内容は、まとめると、主に次のとおりだった。

・大庭さんのお話のまとめ

 今から100年ほど前(まえ)、弥勒寺町(みろくじまち)で大庭さんのひいおじいちゃんが、はじめて梨の木を一本植え(うえ))られた。そして、だんだんと増やして(ふやして)、弥勒寺町全体(ぜんたい)にも広まっていた。最初(さいしょ)に植えられた梨の木は大庭さんの中学校時代まであったが、工事でなくなったという。

 梨の出荷(しゅっか)方法について、昔(むかし)は、大阪(おおさか)などの大都市(だいとし)へは、<(国鉄(こくてつ)=今のJR大村線の>松原駅(まつばらえき)から鉄道(てつどう)で、はこんでいた。梨は、台風(たいふう)などに弱い(よわい)ので気(き)をつかう。

<質疑応答(しつぎ おうとう)
Q1:ここの梨園は、いつからか?
A1:ここ(直売所のある皆同町の)梨園は、まだ20年ほどである。でも、弥勒寺町にある梨園は100年前からある。
Q2:最初に植えられた梨の木は、どこの県のものだったのか?
A2:たぶん、鳥取県の梨の木だったと思う。

・梨のとり方、試食(ししょく)など
 (写真2)の通り、大庭さんから両手をつかって優(やさ)しく梨をとる方法を児童へ教えていただいた。児童も、さっそく一人づつ梨を手にして、「あー、とれた!」との声も、あがっていた。その結果は、(写真3)のビニール袋(ふくろ)のとおりである。

 その後、お話の終わったあと、大庭さんを中心に(写真3)を撮った(とった)。あと、テーブルにおかれた試食用(ししょくよう)の梨を、「おいしい」と言いながら全員で食べた。そのあと、整列(せいれつ)して参加者全員で、大庭さんへ、「ありがとうございました」とお礼を言って、バスにもどり、次の見学先(けんがくさき)である弥勒寺町のシュシュへ向かった。

2)シュシュでのフルーツ商品の調査(しょうひん の ちょうさ)
 弥勒寺町の「大村夢ファーム・シュシュ」でバスをおり、次の目的(もくてき)場所は、(野菜やフルーツなどを売っている)「新鮮組(しんせんぐみ)と、「パン工房(こうぼう)」などであった。ここでは、「生のまま食べるフルーツだけでなく、どのような商品になっているのか?」の調査(ちょうさ)だった。 (注:この調査結果は次回10月の郷土史クラブでまとめられる予定のようだ)

 郷土史クラブの児童は、「新鮮組(しんせんぐみ)で手にノートを持って、生のフルーツから加工(かこう)、商品化(しょうひんか)され、販売用(はんばいよう)の棚(たな)におかれたジュースやジャムをメモしていた。その後、「パン工房(こうぼう)」へも行ったが、販売時間(はんばいじかん)の関係(かんけい)で、梨パンは売り切れであった。

 シュシュ前で(写真6)を撮り、学校の方へ、もどることとした。学校に着き、感想として「おいしい授業でした」との意見もあった。最後(さいご)に、児童全員から、「ありがとうございました」との感謝(かんしゃ)の言葉があった。皆様(みなさま)、おつかれさま。

(写真5) 新鮮組でのフルーツ商品調査(右側:ジュースなど)
(写真6) シュシュ前での写真

<上野の感想など>
 今回、福重小学校・郷土史クラブが、いつもの教室から外へ出て、直接、梨園農家の方へ、お話を聞き、さらにはシュシュ販売所で商品を調査するのは、今年度の目標でもありました。大庭さんなどのおかげで、いずれも、その目的は、達成できたと思います。また、児童も、いつも以上の張り切り感もあり、短時間ながら熱心な見学と調査だったと思いました。

 私は、見学の合間を利用して、市文化振興課の方とも、お互いに「福重は石仏、寺社跡、城跡、郷土芸能を始め、学校の歴史含めて、とにかく沢山の史跡がある地域で、その意味で恵まれている」などと語り合いました。今年度のテーマ:「福重のフルーツ(歴史など)」も他校の周辺地域には、フルーツ自体が多くはないことでもあり、福重小の児童が今後その調査結果を、どうまとめて作成、発表するのか、今から楽しみでもあります。

<関係ページのリンク先 
2017年6月28日、福重小学校・郷土史クラブ・(1)福重のフルーツについての講話初回」 、 「7月19日、郷土史クラブ・(2)福重のフルーツについての講話第2回目」 、「9月6日、(3)郷土史クラブ、大庭梨園とシュシュ見学」 、「10月25日、(4)郷土史クラブ、発表会前の事前準備と討論

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