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(2019年度)福重小学校・郷土史クラブ(沖田踊のビデオ鑑賞、簡単説明など)
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福重小学校・郷土史クラブ(沖田踊のビデオ鑑賞、簡単説明など)
日時:2019年7月9日14時55分〜15時35分
場所:福重小学校・4年の教室
出席:全体19名(児童は15名、先生2名、柴田氏、上野)

主な内容:沖田踊のビデオ鑑賞、簡単説明などについて
郷土史クラブ、上野がハッピを着て講話中
(上記写真は柴田氏が撮影)
 今回(こんかい)は、第2回(2019年6月18日)郷土史クラブ(概要報告)で、児童が決めた今年度テーマ「沖田踊」についてでした。主な内容として、沖田踊ビデオ簡単説明などでした。

1)沖田踊のビデオを見る
 踊りの録画(ろくが)DVD=約8分間の内容(ないよう)を見た。

2)沖田踊の簡単説明
 今年9月に、沖田公民館(こうみんかん)へ、けんがく(見学)。 11月には沖田踊保存会(ほぞんかい)の方が話されるよてい(予定)もあるので、今回は、かんたんな説明(せつめい)をする。

1)沖田踊のれきし(歴史)や、おどり(踊り)をおしえた人など
 ・今から500年以上前(いじょうまえ)に、法養(ほうよう)という人が、おしえた。
 ・そして、沖田の人が、ずっと、だいじ(大事)にして、まもってきた。
 ・ながねん (長年)、ずっと、しろ(城)中で8年ごとに、おどられていた。
 ・「おどんには」(おどりにわ=踊り庭)---大きな公民館(こうみんかん)が、なかったころ、沖田さんの庭(にわ)で、れんしゅう(練習)をしていた。

沖田踊、道行き(みちゆき)
傘鉾(かさぼこ)
本踊り(ほんおどり)
別名:長刀踊り(なぎなたおどり
 笛(ふえ)、太鼓(たいこ)

2)おどりのながれ(踊りの流れ)
 ・みちゆき(道行き) → ・にゅうじょう(入場) →
 (1)かさぼこのまい(傘鉾の舞、傘鉾踊り) →
 (2)ほんおどり(本踊り、「なぎなた踊り)ともいう) たち(太刀)と、なぎなた(長刀)が、むかいあっておどる。
<「べつめい(別名)なぎなたおどり(長刀踊り)」ともいって、九州(きゅうしゅう)ではめずらしいおどり>
 → たいじょう(退場)

3)うた(歌)
 べっしさんしょう(別紙参照) 

4)がっき(楽器)
 ふえ(笛)、たいこ(太鼓)、かね(鉦) など

5)ふくそう(服装)=いしょう(衣装)
 くろしょうぞく(黒装束) など 注:ほかに、たくさんあり、ここでは、しょうりゃく(省略)。

6)どうぐ(道具)
 おおだち(大太刀)、こだち(小太刀)、わきざし(脇差)、
 傘鉾(かさぼこ)<=おもさ70kgほど>、はた (旗) など
 注:ほかに、たくさんあり、ここでは、しょうりゃく(省略)。

 国指定重要無形民俗文化財(くに してい じゅうよう むけい みんぞく ぶんかざい) ・大村の沖田踊 (2014年3月10日に指定された)

<しつぎおうとう(質疑応答)>(下記は順不同で、まとめて書いている)
Q1:沖田踊は、どこで生まれ、踊りを教えた人は?
A1:元は中国地方にいた法養(ほうよう)という人が、沖田にきて教えた。黒丸踊も同じだ。寿古踊は記録がないが、たぶん同じ法養であろう。なぜなら、この三踊りは、三つの踊りで一つ<基本(きほん)の>踊りを伝えているとも、いわれているからだ。そのようなことからも、沖田踊は、沖田でうまれた。そして、沖田の方が、ずっと大事(だいじ)されてきた踊りだ。

Q2:踊る人は、何名か?
A2:年によって違うが、10〜20人だろう。元々は、沖田に住む大人の長男がおどっていた。そして、踊りを伝えていった。今は、子どもがおどっている。男の子だけでなく、女の子もおどっている。

Q3:かさぼこ(傘鉾)とは、なにか?
A3:ほこ(鉾)は、ぶき(武器)である。そのほこのように立てて飾り(かざり)つけたようなものをいうとおもう。くわしくは、あとでよくしらべて、こたえたい。

Q4:わきざし(脇差)とは、どんなものか?
A4:この刀(かたな)だ。ただし、これは練習用(れんしゅうよう)だ。小さな刀(かたな)だ。

Q5:500年以上前に教えられたとあるが、そのころから踊られていたのか?
A5:そのとおりだ。。そして、江戸時代(えどじだい)になってからは、城(しろ)の中で8年ごとに、おどられていた。

Q6:じゅうようむけいぶんかざい(重要無形文化財)は、ほかにあるのか?
A6:大村市内では、寿古踊、沖田踊、黒丸踊の3踊りが、国の重要無形文化財だ。長崎県内にいくつあるのかは、あとでしらべて、こたえたい。

<柴田(しばた)さんのおはなし>
 みなさん、こんにちは、2点お話したい。 (1)ぎもん(疑問)をもちつづけてほしい。 (2)そのぎもん(疑問)を、かいけつ(解決)する、どりょく(努力)をしてほしい。しかし、れきしじこう(歴史事項)なので、かいけつ(解決)しないこともあるので、それはき(気)にしないでください。

 最後に、郷土史クラブの児童全員から大きな声で、柴田さんと上野へ対して、「きょうは、ありがとうございました」のお礼がありました。 
 

次回の福重小・郷土史クラブは、9月10日

<当面の主な学校関係行事>
 ・

2019年度・第1回(2019年5月28日)郷土史クラブ(概要報告) 、2019年度・第2回(2019年6月18日)郷土史クラブ(概要報告) 、2019年度・第3回(2019年7月9日)郷土史クラブ(概要報告)


<主な関係ページのリンク先> 「沖田踊(おきたおどり)



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