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1941年(福重村写真集)銃後の郷土

大神宮と松尾神社


大神宮と松尾神社

<補足説明>
(1)写真上側の右側文字は、村社 太神宮、写真下側の左側文字は、村社 松ノ尾神社となっています。まず、村社とは、「旧制度の社格の一。郷社(ごうしゃ)の下、無格社の上。多くは村の鎮守の社などが列格され、社掌(しゃしょう)が置かれていた」とのことです。(国語辞典の大辞泉より)

(2)太神宮の漢字は江戸時代や戦前は、先の文字の通り「太」でしたが、戦後しばらくして日常一般には「」を使うようになり、現在では大神宮が、通常使われていますので、このページの標題や名称なども、これで統一しています。

 松ノ尾神社の読みは、「まつのお じんじゃ」が正式にも一般にも正しい呼称です。漢字名は現在、松尾神社と表記して発音は先と同じです。

(3)大神宮は今富郷(現在の今富町)にあり、松尾神社は草場郷(現在の草場町)にあります。

(4)大神宮も松尾神社も、近年改築があって撮影当時と違っています。しかし、本殿のある位置や形状は、ほとんど変わっていません。しかし、現代様式を用いて例えばアルミサッシ、壁や使い勝手を考えた部分は少し違いますが、建物全体の雰囲気はそのままです。(現在の本殿写真については、2013年・大神宮での成人式写真松尾神社紹介写真を参照)

(5)福重地区では神社総代会の主催により隔年で大神宮と松尾神社で、秋の例大祭=秋のおくんちが交互におこなわれています。現在は、神事や子ども相撲大会が主ですが、福重村当時は、大人の相撲大会だったようで、それは他の写真集に残っています。また、それら以外にも行事があったようで、二つの神社で開催された秋の例大祭は、童謡で歌われている「村祭り」の雰囲気だったと思われます。

(6)大神宮の歴史の詳細は、「大神宮」紹介ページから松尾神社の歴史の詳細は、「松尾神社」紹介ページから、ご覧願います。

 (初回掲載日:2013年7月30日、第2次掲載日:2013年7月31日)


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