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1941年(福重村写真集)銃後の郷土

役場吏員(職員)


役場吏員(職員)


<補足説明>

(1)写真左側には役場吏員との文字があります。吏員(りいん)とは、国語辞典の大辞泉によると「公共団体の職員。公吏」と解説されています。吏員は現在でも使われているのですが、見出しを分かりやすく直しますと、「(福重村)役場職員」となります。

 このページには、写真集とは別に後で付箋が1枚付けられていて、写真に写っておられる全員のフルネームが分かっています。ただし、付箋部分は今回省略します。

(2)手前側両端に門柱があり、中央上部に各々表札が埋め込まれています。右側門柱の文字は、福重村役場です。左側門柱の文字は、福重村議会です。(ただし、議会の文字は昔の文字です)

 この二つの門柱は、戦後しばらくありました。また、後で建て替えられた現在の門柱は、高さや横幅は小さくなっていますが、位置自体はほとんど変わっていないと思われます。

(3)後方に、木造2階建ての役場庁舎が写っています。正面玄関が上記写真では南側にあることが分かります。開口部が広くて高かった印象が残っています。ちなみに、現在の福重出張所の庁舎(鉄筋コンクリート製、1977年4月10日落成)は、東側に正面玄関があります。

(4)上記写真だけでは村役場の全景が分かりにくいですが、東側から撮った写真を見ると、壁は全面白色で、そこに埋め込まれている高くて大きなガラス窓など、なかなか洒落た造りになっていました。

(5)左側後方に、こんもりとした樹木が見えます。これは、村役場の周囲に植えられた植栽か、あるいは隣の畑側の木々かもしれません。さらに(写真には写っていませんが)この後方側が、今富城址となります。


 (初回掲載日:2013年8月6日、第2次掲載日:2013年8月7日)


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