大村市歴史資料館 常設展示室で2体の石仏展示(概要案内)
概要紹介:下記の内容と下段の案内ポスター縮小版を参照
はじめに、大村市立歴史資料館サイトの2021年6月18日付けページには、次の<>内のことが、書いてあります。なお、太文字は、上野が付けました。
<常設展示室の一部展示替えを行いました。中世のコーナーでは、石仏を展示しています。市指定有形文化財となっている石仏で、一体は令和2年1月の新収蔵品展で展示しましたが、もう1体は初公開です。その他、「博多日記」、イラストレイテッドロンドンニューズ「大村宿」などを展示しています。>
期間:2021年6月18日(金曜日)〜
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:10時〜18時 入場無料
場所:大村市歴史資料館・常設展示室(大村市東本町481ミライon1階)<地図やアクセスなどは、「ミライon図書館」の「図書館案内」ページから、ご覧下さい。>
主催:大村市歴史資料館(電話:0957-48-5050)
<上記2体の石仏についての補足>
2体の石仏の詳細は、「上八龍の滑石製平安仏」ページと、「草場の滑石製平安仏」ページから、参照願います。平安時代後期から鎌倉時代初期に末法思想が流行しました。その時に、お経を入れた経筒、その上に経塚が築かれました。この経塚の脇か、上に信仰と目印目的で置かれたのが、大村の場合「滑石製平安仏」といわれています。
この「滑石製平安仏」は、大村市内には、合計9体あります。また、経筒は、現存6基(個)あります。先の現存数や末法思想流行年代(平安時代後期〜鎌倉時代初期)に建立されたことから、この年代より以前、つまり平安時代後期か中期前から大村の古代仏教寺院が、それ相当の数で存在していたことを示す考古学資料としても、この「滑石製平安仏」は、重要です。
(注:この案内ページ内容は、先の関係リンク先ページから引用・参照して、上野が一部補足も含めて作成した)
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