福重小学校、2020年度・第2回学校評議員会(概要報告) |
福重小学校・2020年度・第2回学校評議員会(概要報告)
1)校長挨拶
昨年の9月30日(月)から黄色帽子の着用を始めたが、黄色帽子の効果は歴然で、登下校中の自動車の減速や児童のそばを大きく離れて通るような、運転手の気遣いも明らかに見られ、遠目に見ても黄色帽子はよく目立ち、地域の方々の目も児童に向きやすくなっているようだ。下校時の青色パトロールの保護者からも、交通安全での事故防止とともに不審者・付きまとい事案の抑制にもつながっているとの声も聞いた。 学力については、先々週の11月12日(木)に大村市教育委員会研究しての国語の研究発表会を実施した。全国各地での様々な研究発表会がレモートや紙面発表の形になっている現在、本校は今考えられる感染予防対策を取って、参加希望者を全て受け入れる形で開催した。教育委員会を含めて約50名の来校者を得ることができた。 研究の成果は、教師が児童の主体的,対話的な授業を仕組むことで児童の学習に取り組む姿勢の向上につながり,国語における読解力の向上にもつながってきている。5・6年生においては,学力テストの結果としても、少しずつ成果が点数の伸びとなってきた。 地域での行事について、相撲大会、福重夏祭り、夏休みラジオ体操などが新型コロナウィルスのため、ことごとく中止となったが、先日の11月22日には、健全協の親子ウォークラリーが開催され、PTAバザーも内容を変更し工夫して実施できた。地域行事やPTA行事が中々行われない中で、約100名の参加とともに、PTAバザーだけへの参加もかなりあり、学校が休みの日の新しい生活の仕方も感じられました。 授業参観も保護者の検温や体調確認書などで感染対策を取りながら、9月以降に2回実施することができている。12月11日(金)は授業参観も兼ねて校内持久走大会を開く。 これから冬に向かい、インフルエンザと新型コロナの両方の感染を防ぎながら学校教育活動を進めていきたいところである。7月以降の学校経営と学校教育活動について忌慨(きたん)のないご助言脅賜りますようお願いして挨拶としたい。本日は、よろしくお願いいたします。 2)日程等説明 (内容は省略) 3)学校評価説明 別紙で今年度 (2020年度)の学校評価アンケート結果(前期)の説明 (内容は省略) 「人格形成しなければ学力・点数に反映しないとも思う」などの発言もあった。 4)学校調査について 別紙で今年度 (2020年度)の学校調査の説明 (内容は省略) 5)いじめ、不登校について (内容は先の「校長挨拶」を参照) ・7月6日の学校冠水などの水害被害の映像と写真 (スクリーンで見た。内容は省略) 6)意見交換及び質疑応答等 Q1:仕事でも1日の報告を書いて復習している。それは次の予習につながる。学校で、書いて予習・復習していくことは、学習にも身に付くのではないか。 A1:担任によっては復習ノートを付けさせている。 Q2:人格や子どものイジメについて、大人でもイジメている人がいる。なんといっても家庭が第一だ。今、コロナで収入なし(失業)、社会不安にもなりつつある。今が踏ん張り時と思う。思いやりが大切だ。 Q4:過去のアンケートで「学校へ毎日行くのが楽しい」との回答があった。抽象的かもしれないが、これが不登校やイジメを無くす基本では。コロナで大変なこと分かるが、今年度は他校ではできていない行事も開催してきた。 Q5:私も行事に参加して笑顔の児童を見た。 Q6:コロナでの影響は大村市も他の市町より率で高く、対策が不足している。消毒液は校内、各クラスは充分あるのか? Q7:学校に予備マスクはあるのか? A :学校で新型コロナ対策はしていて、消毒液も予備マスクも設置して数も充足しているし、児童へ指導もしている。運動会の時も、2回の検査した。PTAのアイデアで手首への色分けカラー輪ゴムなども出してもらった。 Q8:水害時、車送迎で国道などが渋滞、あるいは道路冠水の場所もあり、車が動かなった。福重の地元出身者は学校へ遠回りしても行ける道を知っている。しかし、町内会に入っていない新たな居住者の方には、その道路のことを伝えたくても町内会に入っていないため伝えようがない。学校も、このことは考慮願う。 Q9:水害原因になった溝(排水溝)などの改善要望を出していく必要があるのでは。 Q10:水害の改善要望は、学校より、むしろ福重地区の関係団体で要望すべきと思う。 7)その他 ・福重小学校創立150周年について 明治5(1872)年8月に福重小学校が創立。150周年記念行事の諸準備関係で、12月初旬(10日前後)の日程で会議を開催したい。 (色々とアイデアや意見も出されたが、省略) <当面の主な学校関係行事> ・12月11日、持久走大会(授業参観を兼ねて) 2020年度・第2回学校評議員会に出席された皆様、お疲れ様でした。 ----------<参考資料>--------------------・・・--------------------・・・--------------------・・・-------------------- 学校評議員について<下記は毎年第1回会議資料の(1)~(3)を引用> (1)学校評議員の位置づけについて 学校には「学校評議員を置くことができる」と大村市の学校管理規則に定められています。本校でもその制度を導入し、校長が行う教育活動に広くご意見をいただく場と位置づけています。 (2)システムについて 学校の職員以外で、教育に関する理解及び識見を有する方の中から、校長が推薦し大村市教育委員会が委嘱します。本日、委嘱状をお渡しします。 (3)職務内容について 校長が依頼をし、学校運営等に関してご意見をいただきます。年に2~3回程度依頼させていただいています。会議を開いたり、個別にご意見を窺ったります。 |