<補足>この下八龍の線刻石仏の元あった場所は、シュシュ近くの字「下八龍」にあった。シュシュのオープンに合わせて、ここに移設されたものである。
この場所は年間を通じて観光客の方が約50万人訪れる大村でも有数の観光地である。新鮮野菜の直売所、アイスクリームやお菓子などの販売、各種体験もできる施設である。その駐車場脇に下八龍の線刻石仏はあるので、どなたでも容易に見学できる。
(注):納衣(のうえ)は粗末な衣類のことでボロ布で作った僧侶用の袈裟である。拱手(きょうしゅ)は中国式敬礼。「納衣の下で拱手した姿」は最上段のCG写真でも分かる通り、衣の下で両手で拝んでいる格好のことである。この姿が仏の何と言う種類か、2015年現在で専門家でも分かっていない。これを私達福重郷土史同好会では「福重の石仏 最大の謎」とも呼んでいる。大村市福重地区には同種の線刻石仏が合計13体ある。この件は、さらに継続、調査中である。
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