福重の紹介 |
1)福重地区の面積(2001年度大村市の統計より) <補足> 福重地区の全体の面積は15.225平方kmです。大村市内各地区別で、最も広いのは萱瀬地区(41.649平方km)、2番目は大村地区(17.356平方km)、福重地区は、3番目です。 福重地区内で面積の一番広い町内は、郡岳や山林の広い重井田町です。2番目の野田町は、山林や耕作地も広い所です。 平野部で寿古町が広いのは、九州電力・大村火力発電所跡(敷地)も、寿古町だからと言えます。
国土地理院発行の地図(2万5千分の1で地図名称『武留路山』、『多良岳』)で、福重地区内において山に該当しているのは、重井田町内の郡岳(826m)のみです。 あと、山間部に三角点(例えば重井田町の339.2mなど)はありますが、山などとの名称は書いてないようです。 ただし、国土地理院の地図には、名称として図示されていませんが、野田町には、赤似田堤(あかにたつつみ)近くに笠山(272m)があります。この山の名前と同じ地名=字「笠山」(かさやま)も、ここにはあります。 3)福重地区の川 (1)郡川(こおりがわ、15.938Km)の本流 郡川の本流は、萱瀬地区(黒木町)の多良山系を源にして大村湾に流れています。この本流の上流は萱瀬地区で、中流・下流域は、竹松地区と福重地区(今富町、皆同町、沖田町、寿古町)との境を流れています。大村市内で最長の川で、長崎県内では4番目で、長崎県の管轄する2級河川となっています。(郡川の詳細については、ここからご覧下さい)
郡川の支流で、水源は重井田町の郡岳に発し、重井田町、野田町、立福寺町の境を流れ、今富町の郡川本流と合流します。この名前と同じ地名=字「佐奈河内」が、立福寺町にあります。 この川の名称について(大村)郷村記では佐奈河内川となっています。ただし、現在の別表記では「佐奈川内川」もあり、こちらが目立って多くなっています。(佐奈河内川の詳細については、ここからご覧下さい) (3)石走川(いしばしりがわ、1.895km) この川の名称について(大村)郷村記では「石走り川」となっています。郷村記では石走川の水源は、弥勒寺町にあり、弥勒寺町、皆同町、福重町、草場町、松原地区を流れ、大村湾に流れています。石走川の最下流では「よし川」とも呼称されています。(石走川の詳細については、ここからご覧下さい) (4)野田川(のだがわ、、約2.9km) この川は、地元では昔から野田川と呼称してきましたが、地図などに名称や長さなど載っていない川です。しかし、上記の(3)石走川よりも長さ、幅ととも大きい川です。 水源はいつくかありますが、その一つが萱瀬地区の宮代町(高良谷付近と城田堤)、もう一つの水源が野田町にある赤似田堤(あかにたつつみ)からです。二箇所の水源から発した二本の川筋は、野田町内で一旦合流して一本の川として流れます。 その後、野田橋の下流付近(今富町に入った直ぐの地点)で、また二つに別れます。山側にある川は今富町公民館の東(上流側)に流れて佐奈川内川に合流しています。もう一本の海側の川は、今富町公民館の西側(下流側)に流れ、同じく佐奈川内川に合流します。(その後、佐奈川内川は郡川の本流に合流します) |
福重の紹介 |