日時:2013年4月22日10時20分〜13時10分 参加:5人(福島県や福岡県から来て頂きました) 案内:福重郷土史同好会の増元と上野が担当 場所:大村市福重町、弥勒寺町(以上が福重地区)、松原1丁目(松原地区)
見学の主な順番:石走道祖神、線刻不動明王像、陽林、線刻石仏群、下八龍の線刻石仏、三伯、陽白など。 主な内容:日本道観さんのホームページを閲覧すると「道教」あるいは「老子」のことが掲載されています。長崎にも道教と関係した事柄がないかとのこともあり、見学調査に来られました。 <漢字二文字の”謎の石塔(石碑)”「陽林、道肴、三伯、陽白」は、何だろうか? >ページにも書いていますが、今回ご案内した石走道祖神、陽林、線刻石仏群、三伯、陽白の石塔自体が文字はあっても今なお謎のままです。 また、福重の線刻石仏も、様々な説があり過ぎるくらい謎の石仏群になっていますが、その中で共通した石仏の特徴で「納衣(のうえ=粗末な袈裟)の下で拱手(きょうしゅ=中国式敬礼)があります。この様式は、道教関係の仏像でもあると教えて頂きました。 最後に、史跡巡りなどを何十組も担当している者として、今回の皆様の聞き方や立ち姿は、素晴らしい方々と感じました。遠路お疲れの中、熱心に福重を見学して頂き、改めて感謝申し上げます。 関係ページ:石走道祖神、線刻不動明王像、陽林、線刻石仏群、下八龍の線刻石仏、三伯、陽白 ・「福重の石仏(線刻石仏) 最大の謎 (仮説)神仏習合像の可能性も? 」 ・「漢字二文字の”謎の石塔(石碑)”「陽林、道肴、三伯、陽白」は、何だろうか?」