福重小学校・図書ボランティア制作の紙芝居の初披露(概要紹介)
紙芝居の名称:福重小学校の守り神 <紙芝居の元は同校敷地内にある白馬様から>
日時:2018年2月15日12時25分〜13時35分 場所:福重小学校・音楽教室
参加数:(目測で)約80名 (先生3名、児童約70名、ボランティア5名、関係者など)
紙芝居の大きさなど:A3サイズ(縦:約300mm、横幅:約420mm) 、(表紙含め)合計13枚
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紙芝居の初披露中(中央部は図書ボランティアの皆様) |
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紙芝居の表紙(A3サイズ合計13枚、全て手作りの絵) |
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紙芝居の1枚目(運動場で遊んでいる絵) |
概要:
(1)オープニング(指人形劇)
(2)紙芝居の披露 など
福重小学校・図書ボランティアの皆様は、上記通り、紙芝居「福重小学校の守り神」を初披露されました。この日まで、紙芝居絵の制作、ストリーの作成や校正、さらには練習などもされてきました。
そして、この日が紙芝居名称「福重小学校の守り神」の初披露となりました。始まる前は、昼食時間帯だったこともあり、大変賑やかでした。しかし、オープニング(指人形劇)の次に紙芝居が開くと、まるで水を打ったように静かになり、児童はじっと聞き入るように最後まで見ていました。
この紙芝居の元となった話しの白馬様は、福重小学校の敷地内あって、児童も、その場所も内容(実話)も大枠では知っていたから、そのような反映もあったのでしょう。つまり、児童にとって大変身近なストーリーだったと言うことです。
図書ボランティアの皆様も児童に良く分かるように、例えば、パカパッパカと馬の走る音(効果音)を取り入れたり、ゆっくり話しながら絵をめくるなどの工夫もしておられました。その結果、児童から次の感想が寄せられました。
紙芝居を見て、児童の感想
「絵がうまい」 「話が上手だった」 「ひっかからずに話せたのが良かった」 「福重小は色々とあるのだなあと分かった」<この感想の上野の補足解釈で:大村市内で公立の小学校としては最古の歴史(=もう直ぐで開校150年周年)があるので、白馬様のことなど、まだまだ知らない歴史、様々な事柄があるのだなあと言う意味と思われる> などの感想がありました。
図書ボランティアの紙芝居披露直後の感想
図書ボランティアの皆様から紙芝居終了直後、口々に「(終わって)ほっとした」「緊張した!」などの感想がありました。そして、代表の方から、次の「」内のお話もありました。
「まず、緊張していましたが、紙芝居が始まると…緊張感は抜けました。しかし、練習不足もあり、なかなか難しかったんです。がとにかく、子どもたちの笑顔も見れ、そして楽しかったです。忙しいながらも何事も楽しんでやることが1番だと思っているので、ほんと大満足の紙芝居でした。皆様の温かいご協力に感謝です。
これから保護者の方、地域の方にも聞いてもらえたらな…も思っています。あと、子どもたちのお母さん方からも”紙芝居のことを『面白かったよ』っと自分から話してきたよ。”っと嬉しい言葉も頂きました」
図書ボランティア代表(紙芝居制作提案者)の苦労話や感想(2018年2月6日、「紙芝居の制作」についての公表資料より)
紙芝居を作ろうとしたキッカケは、子どもたちに何か残したいと言う私のわがままな思いからです。そして、「白馬様の紙芝居を作りませんか?」の提案で、皆さんも即座に賛成してくれました。この紙芝居によって子どもたちにもですが、保護者の方が白馬様の由来を知る人が少なく、そこも切っ掛けの一つとなりました。
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取材中(PTAシャツ、背中の白馬に、ご注目を!) |
苦労話は何せ素人なので、ストーリーを簡単に分かりやすく、しかも引き込むような物語にするのかが難しく、文章担当の方々には、ご苦労をお掛けしたと思います。「白馬様」は、実話で創作してはいけないので、そこも悩んだ一つです。絵の方も担当者に任せっきりになってしまって申し訳ないなかったのですが、素晴らしい温かみのある絵になっています。
でも、皆さん少人数にもかかわらず本当に協力的で大変助かりました。何より楽しんで作成に協力してくれたのが嬉しかったです。紙芝居を通して、子どもたちの笑顔を見られたら本当に嬉しく思います。出来栄えはどうか分かりませんが図書ボラメンバーの一人一人の温かい気持ちがこもった世界でたった一つの紙芝居です。子どもたち、そして保護者の方にも、この紙芝居を通して何か心に響くものがあればいいなと思います。
<上野の感想>
この
紙芝居の初披露は、児童がずっと静かに食い入るように見ている姿を見ただけで
大成功・高評価・だったと実感しました。とにかく、日常普段に仕事、家庭、学校行事、PTAや地域行事、さらには図書ボランティア活動をしながら、この手作り紙芝居は制作されたと聞きました。今回、
児童の感想も高評価でしたから、各種の苦労がありながらも制作や披露のし甲斐があったことでしょう。図書ボランティアの皆様、大変お疲れ様でした。