えらいお坊(ぼう)さんのいわれることですから、福ちゃんは、おとなしくついてきました。 行基さんは、おちょうずの滝(たき)にきたとき、「わたしが、山に三日間いっているあいだ、この滝(たき)で、けいこをしなさい」といわれました。 福ちゃんは、一日目はまじめに、お堂(どう)にすわったり、坂道(さかみち)をはしったり、滝(たき)の水にうたれたりと、けいこをしました。 (けいさいび:2005年7月11日)