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福重郷土史同好会
2016年の活動報告(4)

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第63回例会報告
日時:2016年7月12日19時00分〜20時55分、参加:4名
場所:福重地区住民センター

報告など
(前回2016年4月12日の例会以降から主な事項のみ)
(1)4月29日、大村権七郎の墓碑(妙宣寺の境内)の拓本作業(議題参照)
(2)5月 4日、深澤儀太夫など5基の記念碑の写真、計測、GPS測定など
(3)5月 5日、南鷹次郎先生の生家周辺の写真撮影(大音琴郷など)(議題参照)

(4)5月13日、福重地区活性化委員会総会 ・報告
(5)5月19日、石走の単体仏4体、写真と計測など
(6)5月26日、清水の線刻石仏と観音の写真撮影、GPS測定など

(7)6月 1日、「福重の石仏紹介<2016年概略版>」を発行
(8)6月13日〜17日、石走遺跡速報展(福重地区住民センター)
(9)6月20日、組織論─制作した人々(仏教美術論集6)の発行 この本の「滑石の仏像」論文に福重の単体仏が掲載(議題参照)

(10)7月2日〜10日、 富の原遺跡速報展(郡コミセン)
(11)7月7日、福重小6年生の総合学習(長崎原爆、大村空襲の講話)

(経塚の上に乗っていた)単体仏(弥勒寺町)

議題
1)「滑石の仏像」論文について
 ・「滑石の仏像」論文=別途資料参照。
 ・書籍名:組織論─制作した人々(仏教美術論集6)
 ・発行年月日:2016年6月20日
 ・発行所:竹林舎
  ・この論文は、(経塚の上に乗っていた)単体仏について、佐賀県立博物館の仏像専門家が記述されている内容である。
 ・福重の単体仏も8体、詳細に書いてある。
 ・造立年代は、末法思想の流行した時期なので、どれも平安時代末期と推測される。
 ・これらのことは、約10年前から福重郷土史同好会は機会あるごとに主張してきた内容でもあり、それが仏像専門家の論文によって記述されている。
 ・若干の質疑について:「滑石製は、西彼杵半島産出のものか?」、「そうであろう」、「加工しやすい石だ」

関係ページ:「仏の里 福重(もくじ)」(各単体仏のリンク先ページを参照) 、「大村の経筒

2)大村権七郎の墓碑など2基の調査について
 ・別途、拓本や資料参照
 ・妙宣寺境内、東側の小高い所に2基の墓碑がある。
 ・掲示の拓本通りの文字がある。現在、詳細は調査中である。
 ・文字解読については、大村市文化振興課の方からも教えて頂いた。
 ・討論結果:この2基の墓碑含めて妙宣寺の石塔など含めて郷土史講演会を9月に企画することになった。

3)南鷹次郎の生家周辺の写真について
 ・別途、4ページの資料と下記の国語辞典を参照。
 ・先生の幼少の頃(一時期)、福重村に在住して、「井手塾」に通っておられた。「井手塾」とは、どこだったのか?
 ・討論結果:福重にあったと言う「井手塾」を探してみることになった。

 <日本人名大辞典より> 南鷹次郎 みなみ-たかじろう 1859−1936 明治-昭和時代前期の農学者。 安政6年3月生まれ。明治22年母校札幌農学校の教授,40年東北帝大農科大学教授。農科大学が北海道帝大となると,農学部長をへて昭和5年2代総長。教育と北海道農業の発展につくした。昭和11年8月9日死去。78歳。肥前大村(長崎県)出身。

今後の日程について
 ・ 第6回九州山岳霊場遺跡研究会「多良岳と山麓の霊場遺跡」・研究集会
  ・日時:2016年8月28日(日)09時30分(受付開始)〜16時00分
  ・会場:諫早市中央公民館講堂
  ・詳細内容などは、リンク先から参照

次回の例会予定
・日時:2016年9月12日(火)19時30分〜
・場所:福重住民センター

(以上)


関係ページ
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