大村の歳時記シリーズ | 門松(かどまつ) |
(写真1) 門松(かどまつ)の一例 (大村市今富町の大神宮にて。 2018年1月3日撮影) | ||||||||||||||||
門松(かどまつ)
門松の飾り内容と大きさなど 大村市内でも全国でも、所が違えば幾分かは、門松の内容も違ってきます。全国の状況は不明ながら、(写真1)や(写真2)でもお分かりの通り、一般的には、松、竹、梅、南天、葉ボタン、しめ縄飾り、杉の葉、竹製袴(はかま)などが、多いのではないでしょうか。ただし、各家庭や業者によって、その内容が違っているのは、当然あります。 また、 (写真1)や(写真2)でもお分かりの通り、一見しますと、どうしても竹が目立っています。しかし、門松の言葉や広辞苑の解説通り、主役は松です。ただし、先の写真に飾られているのは、全て目出度く、縁起も見た目も良いものばかりです。あと、大きさや高さは、それこそ各家で様々でしょう。 大村市今富町の大神宮の門松は、目測で150cmくらいあるようです。これは、神社用ですから、やや大きい方かもしれません。各家には、これより小さいものは数多く、逆に大きいのも例えば大村市役所の玄関先や会社などでも幾らでもあるでしょう。 ご参考までに、島原半島観光連盟サイトの「橘神社・大門松」ページには、鳥居より高い門松が写真付きで紹介されています。そして、その大きさは、、(ギネスブック認定の)世界一の高さ(14m以上)があり、巨大な門松と言えるでしょう。 (注:この巨大な門松については、後の項目に写真付きで紹介している) 大村の門松について
世界一の門松について
また、門松下部の袴(はかま=こもや竹のある部分)上部に飾り付けの例えば、松・梅・南天などは、普通の何倍もありました。特に、松などは、ちょっとした若木の数本分もありそうな枝数や大きさでした。
念のため、この項目は、日本の門松を書いている訳ではありません。そのことからも、「大村歳時記(もくじ)」シリーズとも無縁な事柄です。ただ、上野は、国内外とも場所や時間も考えずに何でも興味を持っているものですから、次からの内容は、ご参考までに、ご覧願います。 私は、2015年12月にドイツのシュトゥットガルトと、スペインのバルセロナへ旅行しました。<関係ページ:「シュトゥットガルト・バルセロナ旅行記」の「クリスマスの飾り付けがしてあるホテル」ページ参照> その時、シュトゥットガルトの小さなホテルの玄関前に、まるで「門松風の松飾り」を見ました。(右側の写真参照) それを見て、私は、「これは、まるで日本の正月用の門松みたいだなあ」と思ったものです。ただし、ドイツは、クリスマス期間中ですから、正確にいえば「クリスマスの飾りつけ」でしょう。また、蛇足ながら、日本のように松以外に、例えば梅、南天、葉牡丹、しめ縄などは、当然ありませんでした。 あと、あまりクリスマスの知識がない私でも一応、この期間中の飾り付けならば室内でも市街地でも、三角形風のモミの木(マツ科の常緑高木)が定番かなあと思っていました。この松飾りは、私の見た目、モミの木というより、日本の松の木と同じような松の一種ようでした。その後、盛大に開催されているシュトゥットガルト市街地でのクリスマス市も見学したのですが、屋台(露天商)の飾りつけなどにも、この松飾りやモミの木は、至る所で見かけました。<この飾りつけは「シュトゥットガルトのクリスマス市その2(シラープラッツ通り)」ページなどを参照> 場所(日本とシュトゥットガルト)も、目的(お正月とクリスマス)も全く違うのですが、人々が祝う気持ちを持って目出度い松を飾るのは、何かしら共通意識を感じました。 関係ページ:大神宮 、松尾神社 、福重地区成人式、 鬼火焚き ・「シュトゥットガルト・バルセロナ旅行記」の「クリスマスの飾り付けがしてあるホテル」 |
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初回掲載日:2018年1月17日、第二次掲載日:2020年1月1日、第三次掲載日:1月10日、第四次掲載日:1月13日 |
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