(1)経ヶ岳の大滝(仮称)
経ヶ岳の大滝は、長崎県大村市黒木町の経ヶ岳(きょうがだけ、1076m)の標高約560m付近にあります。黒木町のバス停先の登山道から大払谷(おおはらいたに)と呼ばれている斜面を登りますと、登山道近くの左側(西側)に見えてきます。この滝の名称について江戸時代に編纂された(大村)郷村記などには記述されていません。また、近代の書籍類にも紹介されていないようです。
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(仮称)経ヶ岳の大滝(目測で落差12m)
(2017年11月9日撮影) |
滝には名称がないと説明しにくいため、今回、経ヶ岳にある滝では大きい滝なので仮称として経ヶ岳の大滝と呼称することにしました。この滝を極簡単に表現するなら「経ヶ岳の山中で郡川源流部にある”清流の滝”」といえるでしょう。
(2)経ヶ岳の大滝の落差などについて
まず、先に書いておきますが、私は、この滝の全景を撮影をした程度です。ですから、滝の落差や、滝周辺部を本格的に測量機器などで調べた訳ではありません。そのため、あくまでも、この滝の落差や次の項目「滝壺について」含めて、目測や記憶の範囲内であることを、あらかじめ、ご了承の上、閲覧願います。
目測ながら、経ヶ岳の大滝の落差は約12mあるようです。ただし、このページに掲載中の右側写真の撮影地点(滝の下側)だけで上側から滝を見ていません。そのため、滝の上側周辺は、かなり傾斜になっているようで、この角度の関係から、「どこから滝」というのか、なかなか分かりづらいものです。
そのようなことから、先の「落差は約12m」は、参考数値程度ということです。(今後、機会あれば再度登山して、携帯型レーザー距離計での計測、または可能ならば滝の上側から見てみたいと思ってはいるのですが、難しいかもしれません)
あと、ご参考までに、この「落差は約12m」が仮に正しかったとしたら、上野調べながら、御手水の滝(通称「裏見の滝」、落差約30m)についで、大村市内では2番目に落差(高さ)のある滝といえます。(注:大村市内に滝は沢山あるので、まだまだ調査中です。いずれ落差の高い滝が分かれば先の順番は変わる可能性もあります)
(3)滝壺について
あらかじめ、詳細な紹介ができていない点は、ご了承願います。この滝のある周辺も岩場が多い所です。そのため、例えば大村市内にある山田の滝や鳴滝に見られるような深さも幅も奥行もある滝壺はありません。私が、滝水の落下周辺の撮影をしていないので記憶曖昧ながら、この周辺には細い溝、または水たまりみたいな状況はあったような覚えがあります。しかし、滝壺というようなものではなかったと思われます。
実は、上記右側写真でもお分かりの通り、この滝の下部周辺は、大小の石がゴロゴロあります。このような状況からしても、山田の滝や鳴滝にあるような滝壺はないです。なお、何かの機会あれば、この周辺を再度調べて撮影もしたいと考えています。
(4)補足と感想
(この原稿は、準備中。しばらく、お待ちください)
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