日時:2015年1月31日 13時00分〜16時00分 (上記横長写真は福重小学校・郷土史クラブの発表)
参加数:全体で320名<主催者、市内の小中学校の郷土史クラブ139名(内・福重小学校・郷土史クラブは5名)、市内の学校関係者や市民の方々など)
場所:シーハットおおむら:さくらホール
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ロビーにて中央小学校の説明中 |
成果発表会の主旨と、福重小学校・郷土史クラブの概略経過:
この発表会の趣旨は、大村市内14校の小中学校の郷土史クラブが、2014年度1年間の研究成果を楽しく発表することにあります。今年度で6回目となる発表会には、市内の小学校10校、中学校4校から139人が参加しました。
発表会までの経過について、私の地元(母校でもある)福重小学校の郷土史クラブを例にとると、2014年6月11日の「01大まかな福重の歴史について」からスタートしました。そして、「02研究テーマの検討について」や、「03立福寺の龍踊りビデオ上映」をおこないました。
また、2014年9月24日には、立福寺町公民館に所蔵されている実物の龍などがあるので「04立福寺の龍踊りの話しと実物見学」が実施されました。その後、「05発表会前の事前準備と討論」、「06発表前の練習」などを重ねて、今回を迎えていました。
いわば、この大村市主催:小中学校郷土史クラブの成果発表会は、この行事名称の通り活動の集大成や研究成果発表の場でもありました。
成果発表会の主な内容:
ポスターセッション
(1) 大村小学校------玖島城・楠本正隆について
(2) 三城小学校------史料館にある古い物について
(3) 西大村小学校----絵解き「大村館小路割之図
(4) 中央小学校------私たちが見たキリシタン関係史跡 について
上記の発表が、ロビーにおいて開催されました。各校、学年ごとと交代しながらの発表でしたが、キビキビとした説明でした。
ステージ発表
(1) 竹松小学校------黒丸踊について
(2) 福重小学校------立福寺の龍踊
(3)
松原小学校------続・長崎街道松原宿ってこんなところ
(4)
旭が丘小学校----(紙芝居)庖瘡医・長与俊達
(5) 放虎原小学校----(劇)放虎原は語る
(6)
富の原小学校----(劇)大村の城 〜しろうとが戦国の城を知ろうとする旅〜
(7)
玖島中学校------日本画家・荒木十畝の作品について
(8)
西大村中学校----大村×キリシタン(おおむら と きりしたん)
(9)
郡中学校--------(劇)少年鼓手・濱田謹吾
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松原小学校、芝居形式のクイズを出題中 |
上記の発表が、ステージで順番におこなわれました。大きなスクリーンを使って音や動画まで入れて分かりやすいスライド映写、さらには思わず会場から笑いをとるような芝居形式など、どの学校も工夫しての発表が続きました。
作品展示
(1)鈴田小学校------全校地域学習の取り組み(「総合的な学習の時聞」の成果を展示)
(2) 大村中学校------戦国時代を生きぬいた三城城
福重小学校・郷土史クラブの発表
今回、 福重小学校・郷土史クラブは、立福寺の龍踊りについて、下記の項目に沿って発表がありました。前段に実際、立福寺の龍踊りで使われているドラの音が、会場に鳴り響き注目を集めました。
(1)テーマ (2)歴史 (3)龍の秘密(クイズ) (4)龍踊り
上記項目のクイズ出題で、会場から手が挙げて答えられる人も多く、発表者との一体感もありました。特に、昔の龍が、年賀状などで出来ていることなどを知り、ちょっとしたざわめきもありました。また、スライドは文字や写真だけでなく、立福寺の龍踊り動画も上映され、全体通して分かりやすかったです。
今回の会場の事前準備から後片付けまで熱心にして頂いた大村市文化振興課の方々、発表された各学校の生徒や先生方、会場で見守られた保護者や各地域の皆様、大変お疲れ様でした。