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福重の伝統芸能

立福寺龍踊
立福寺の龍踊(2018年10月14日、第100回福重地区敬老会にて)
名称:立福寺龍踊(りふくじじゃおどり)
場所:長崎県大村市立福寺町
説明:
 立福寺(りふくじ)町の元の地名は、龍福寺で、江戸時代よりもはるか以前の平安時代の頃から、この地に龍福寺と言う寺院の存在が史実によって確認されています。

 寺院そのものは2回の焼き討ちに合いその後復興しませんでしたが、地名そのものは存続してきました。立福寺の龍踊はこの地名にちなんで始まったとも言われています。

 龍踊りの起源は、諸説ありますが、今から約150年前と言われています。現存している銅鑼(ドラ)の刻銘には、『安政六年七月吉日 今留村龍福寺』と書かれてあります。

 (注1:安政6年=1859年、注2:「今留村(今富村)」は、福重村との合併前の名称で当時は別れていた)

 この年号や発注している村名入り刻印のあるドラが、特別発注で作られていることが分かります。

 この立福寺の龍踊は、他の沖田踊(沖田町)、寿古踊(寿古町)、今富浮立(今富町)などともに、福重地区敬老会などで4、5年ごと持ち回りで披露されてきました。しかし、諸事情もあり、今から15年ほど前から中断を余儀なくされてきました。

 その後、2002年3月立福寺町の住民の方が「龍再興委員会」を立ち上げ、老朽化した龍の新調のため、町民や町民出身者に募金を募り、さらには大村市から「わたしたちの地域発見支援事業」にも選ばれたための助成(50万円)も合わせ、約250万円が集まりました。

 それを元に、長崎市内の職人に龍の制作を依頼し、2003年9月6日立福寺町公民館で新調なった龍(長さ約13メートル)は、初お披露目され、2003年9月15日福重地区敬老会で、久しぶりに復活した立福寺龍踊が舞いました。(掲載:2004年2月1日)

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