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写真・報告 その628
2024年、第75回福重地区二十歳の集い(成人式)(概要報告)
(写真1) 祝賀会場にて、二十歳の集いの記念写真
(中央左側は主催者代表の大石会長、その右側は来賓代表の園田市長、2列目の右端より現・福重小学校の校長、その左側は卒業時の担任の先生)
(写真2) 福重小学校の児童に戻ったつもりで(1年生の教室にて)
(写真3)  成人者の記念写真、中央は当時の担任の先生(福重小の本館校舎玄関前) 

(写真4)  大神宮の境内て受付中(雨のためテントが張られている)

(写真5) 大神宮にて神事
(写真6) 中央部右側=男女の代表、成人者の玉串奉奠
(写真7 拝殿の外で来賓の参列
(写真8) 主催者を代表して大石会長の挨拶
(写真9) 来賓を代表して園田市長の挨拶
 (写真10) 祝賀会にて松本・県議会議員の来賓挨拶

(写真11)  第11分団から加入の訴え  
(写真12)  成人代表の挨拶  
 
(写真13) 全員で乾杯、右端側:朝長市議の発声 
(写真14) 中央はタイムカプセル、周囲は中身を見ている成人者  
(写真15) 各町別に成人者の抱負など(上記は沖田町) 
(写真16) 担任の先生から当時の話し 

第75回福重地区二十歳の集い(成人式)
日時と場所:2025年1月3日
 ・式典や挨拶など:10時30分~11時00分 ----大神宮(今富町)
 ・記念撮影や祝賀会:11時30分〜13時35分---シュシュ、ブドウ畑のレストラン(弥勒寺町)
 ・福重小学校の訪問:13時55分~15時00分 ---福重小学校の3校舎など
参加数:全体で57名成人者28名(女性 名、男性 名) 、来賓16名、町内会長9名、関係者4名
主催:福重地区町内会長会
 注1:新型コロナの関係上、2020年から2023年まで大神宮での神事、記念撮影と弁当手渡しだけで、祝賀会(場所:シュシュ・レストラン)は、できなかった。しかし、今年は以前に戻り、祝賀会もシュシュで開催できた。
 注2:成人者だけで例年実施されていた
福重小学校・運動場にて、これまで学校の倉庫に保管して頂いたタイムカプセルの開封は祝賀会の舞台で成人者に手渡された。
 注3:掲載写真は順不同で、写真整理番号には何の意味もない。  
 注4:下記の各挨拶内容は、撮影者の上野が覚えている範囲内の概要(大要)である。そのため、あくまでも、ご参考程度に閲覧願いたい。


記念式典について(概要)
 この日、気温は10度位ながら雨が降り続く一日だった。主催者の福重地区町内会長会の方々は、雨対策で事前にテント、長テーブル、椅子、記念品なども準備されていた。式典受付前の10時頃から傘をさしながら徐々に成人者は集われ、中には「やー、久しぶり」「元気だった」など、そこだけが明るく元気な声が、大神宮の境内に響き渡っていた。---(写真4、5、6参照)
 神事は、次の次第でおこなわれた。
 一 開会の辞、 一 修祓、 一 祝詞奏上、 一 神楽奏上、 一 玉串奉奠、 一 閉式の辞
 神事の後、主催者の福重地区町内会長会を代表して大石会長、来賓を代表して園田・大村市長から下記の挨拶があった。

大石・福重地区町内会長会会長の挨拶(概要)---(写真8参照)
 足元の悪い雨の中、ご出席に感謝したい。成人者の皆様、おめでとう。福重の二十歳の集い(『福重地区成人式』 )は、今年の開催で75回目となる。 新年の元旦から能登の地震があり、その翌日には羽田空港で(JAL、海保機の衝突)飛行機炎上事故も発生して、悲惨状況である。犠牲者の方々には、お悔やみ申し上げる。

 二十歳になられた方は、新型コロナの期間中、様々なことが中止や制限もあったし、悔しい思いもされたことだろう。また、世の風潮の流れが正しいのか、どうかも考えさせられるが、これから考えていくことでもある。 皆さん、久しぶりに顔を合わせた人もいるだろう。今日は楽しく思い出を作って下さい。

園田・大村市長の挨拶(概要)---(写真9参照)
 本当におめでとう。こうやって地域で成人式をやって下さるのは、大変珍しいことだ。皆さんは、本当にラッキーだ。皆さんは、もう夢や憧れを持つだけでなく、その実現をする時だ。3点のことを申し上げたい。

 (1) 福重小学校の新校舎の建て替えや、福重に住みたい人も増えている今、福重地区はホットスポットになっている。(現在、仕事や学業で市外、県外居住の方も)できれば大村に戻って来てもらいたいが、たとえ違う場所に住むとしても福重で育った誇りを忘れず、その地域で自ら貢献して欲しい。
 (2) 同窓生は仲が良いし、一生続くであろう。今日は楽しく大いに語り合って欲しい。
 (3) これから色々あっても一人で悩まず、皆に相談して欲しい。何か必ず解決の糸口はあると思う。
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 その後は、通常なら拝殿前で記念撮影となるが、雨のため大神宮のを後にして、シュシュの会場でおこなった。
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祝賀会について(概要)
 祝賀会の会次第は、次の通りだった。(番号は全て「一」だったが分かりやすくするため下記は上野が変えた)
 1) 来賓祝辞
 2) 来賓紹介
 3) 二十歳代表挨拶
 4) タイムカプセル開封
 5) 自己紹介と抱負
 6) 校歌斉唱 福重小学校、郡中学校
 7) 万歳三唱


1) 来賓祝辞---松本県議会議員の来賓挨拶(概要)---(写真10参照)
 本日は、おめでとう。地震、事故の犠牲者へは、お悔やみ申し上げる。皆さんの中には、塾などで知っている人もいて立派になられて驚いた。2点ほど申し上げたい。
 (1) 常に目標、夢を持って欲しい。ある調査によれば小学生の時には「目標が夢を持てる人」が小学生では90パーセント以上、中学生では50パーセント以下、高校、大人になるにしたがって目標が下がるとか、持てないようになるそうだ。たとえ大きな目標ではなくても、小さな計画を日々繰り返しいくことが大切で可能性にもなると思う。

 (2) 感謝の心を持って欲しい。これまで皆さんを育ててこられた両親、家族、地域の方々などで、成人の今日も含めて今後も持ってもらえればと思う.これからも皆さんの周りにいる方々は、何かと助けても下さるだろう。 これからのご活躍を願っている。

2) 来賓紹介----16名の紹介があった。(内容省略)
・第11分団の紹介と加入の呼びかけ(概要)---(写真11参照)
 「大村市消防団・第11分団(福重地区)から火災、緊急時、3年前の水害「2020年7月6日の大村水害」)時などに地域のために貢献している。加入者だけでなく何か聞きたいことなども含めて連絡願う」との主旨の話があった。

3) 二十歳代表挨拶
 新年あけましておめでとうございます。先ほどは、大神宮神社におきまして、私ども二十歳を迎えた者の神事を執り行っていただき、このような祝賀会を催していただくなど、盛大にお祝いして頂き、誠にありがとうございます。

 大石町内会長様をはじめ、園田大村市長様、松本県議会議員様、他、多くの皆様に暖かいお言葉をいただき、心より感謝申し上げます。また、これまでたくさんの愛情を注ぎ育ててくれた家族や、共に歩んできた友人、幼いころから見守り支えてくださった地域の皆様のおかげでここまで成長できたこと深く感謝申し上げます。

 私たちは今、2年前に高校を卒業し、就職、大学、専門学校と自分が目指す目標に向かってそれぞれの道で頑張っています。今日、久しぶりに見る友人の顔はとても輝いて、懐かしく、うれしく感じます。

 幼かったころを思い返すと、今では何でもないと思える事でひどく悩んだり、友人と喧嘩したり、家族にあたってしまっていたこともありました。今もそれぞれの職場や学校などの日常生活において人間関係のことで悩んだり、自分の将来について悩んだりそれぞれの悩みは尽きないと思います。

 そのような中で、自分の成長は自分ではあまりわからないけれど、私は自分の悩みに対して幼かったころよりも多くの視点から物事をとらえととが出来るようになったなと最近思うようになり、自分も少なからず成長したことを感じました。どんな道を選ぼうとも、苦しいことや、大変なことがたくさんあると思いますが、失敗して学ぶこと、成功して学ぶこと、そんなひとつひとつの経験を大切にする大人になっていきたいと思います。

 今まで、育ててくださった両親や先生、地域の方々への感謝の気持ちを忘れずに、一人の大人として自覚と責任を持ち、日々精進していきたいと
思います。

 最後になりますが、本日ご出席いただきました諸せんぽい方々の、これまでと変わらぬご指導ご鞭燵をお願いしたく、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。簡単ではありますが、二十歳を迎えた者の代表としてお礼の言葉とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。  令和6年1月3日 福重地区二十歳の集い代表
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 この成人者代表の挨拶終了後、司会者から「ジーンと来るような良い挨拶だった」との感想もあった。

4) タイムカプセル開封
 例年ならば福重小学校の卒業時に運動場の脇にに埋められているタイムカプセルが、祝賀会終了後に掘り出されるのが通例だった。しかし、今回は、様々な事情もあり、タイムカプセルは学校の倉庫に保管され、そして、今回預かっておられた福重地区の方が祝賀会の舞台上に運んでこられた。

 祝賀会の壇上で開封された直後から、「こんなのを書いたのかなあ」「思い出したよ」「久しぶりに見た」「懐かしい」などの声が一気に出て、お互いに見せ合ったり、スマホで写真を撮るグループも各所で見られた。(写真14参照)

5) 自己紹介と抱負
 成人者は各町別のグループごとに壇上に上られた成人者一人ひとりが、自己紹介兼ねて今後の抱負なども語られた。(写真15を参照)

 その中には、(順不動で)「大学在学中だが先生になりたい」「仕事している」「大学生だが言語聴覚士の国家資格をとりたい」「車のセールスをしている。見かけたら声掛けて欲しい」「自衛隊で働いている」「設計士になりたい」「人の役に立つ仕事をしたい」などがあった。

 また、当時の担任の先生から教えていた時の思い出話しなどもあった。(写真16参照) さらに園田市長や秋山・福重小学校の校長先生から自分の二十歳頃に何をしていたかの話しもあった。

6) 校歌斉唱 福重小学校、郡中学校
 祝賀会の恒例行事ともなっているのが、母校2校の校歌斉唱だ。まず、秋山校長先生が壇上でタクト(実は割り箸)を持って、福重小学校の校歌を指揮された。(写真17参照) 次に郡中学校が母校でもある園田市長が同じくタクトを振って、今度は郡中学校の校歌だった。(写真18参照)

 会場内の成人者含めて出席者全員起立して、歌詞カードを見ながらも、懐かしく楽しく歌っておられた。中には、「何十年かぶりに歌ったバイ」「もう歌詞ば忘れっと」との大村弁も出ていた。

7) 万歳三唱
 竹森市議会議員の音頭によって万歳三唱が力強くおこなわれた。(写真19参照)
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成人者の福重小学校の訪問と見学
 祝賀会が終わり、シュシュnマイクロバスなどに成人者は乗車して、福重小学校に向かわれた。秋山校長先生が先に校舎の鍵を開けて頂き、成人者を待っておられた。タイムカプセルもないのに何故、今回の母校訪問だったかというと、次の訳があった。

 それは、卒業まで成人者が学ばれた本館校舎東校舎南校舎などが、現在、工事中の新校舎が竣工した後に全て解体・撤去され、新たな運動場になるからである。つまり、このような同窓生大勢で先の3校舎を見学できるのは、最後の機会になる可能性もあったからである。

 まずは東校舎横の外側トイレで当時の話題で盛り上がった。次に東校舎(大村市内最初の鉄筋コンクリート校舎)の教室、廊下、階段などの板張りを歩き見学した。(写真20と21を参照)1年生の教室では成人者は椅子に座り、1年生に戻ったつもりで写真も撮った。(写真2参照)

 また、2階に登る時、市内の小学校では珍しくなった木製の階段上で、「そうそう、ここは木の階段で音がしていたとよ」と、懐かしんでおられた。そして、職員室などもある本館校舎も1階2階とも一通り見学されていた。

 最後に当時の担任の先生を中心に、正面玄関前で記念撮影した。(写真3参照) また、大村ケーブルテレビの取材を受けていた人もいた。(写真22参照) その後は、三々午後の解散となった。
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 第75回福重地区二十歳の集いの成人者、来賓、主催者や関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
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・関係ページ:「大村歳時記シリーズ(目次)」の『福重地区成人式
 「福重小学校」  「福重小学校の本館校舎」「福重小学校の東校舎」 「福重小学校の南校舎」 「福重小学校の体育館」「福重小学校の運動場

 「2022年3月30日、福重小学校・新校舎建て替え説明会(報告)」  「2023年4月 日、福重小学校・新校舎建て替え説明会(報告)

(写真17) 左端側:秋山校長先生のタクト福重小学校の校歌斉唱  (写真18) 右端側:園田市長のタクト郡中学校の校歌斉唱  
(写真19)  万歳三唱 右端側:竹森・市議会議員の発声 (写真20) 母校の福重小学校を訪問(後方は東校舎)
(写真21) 今では珍しい東校舎木製階段 (写真22) 左端側:大村ケーブルテレビより成人者への取材中


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