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2023年5月9日、福重小学校4年生、5つの伝統芸能の録画の視聴(概要報告)
(写真1) 福重小学校4年生の授業「5つの伝統芸能」録画を視聴(中央奥は先生から視聴前の事前説明中)

(写真2) 奥でも先生がモニターの立福寺の龍踊りを説明中

(写真3) 立福寺の龍踊り 
(写真4) 寿古踊
 (写真5) 沖田踊
(写真9) 2022年の大村秋祭りの黒丸踊
 (写真11) 2018年 第100回記念 福重地区敬老会での今富浮立
(写真12)2022年の大村秋祭りの黒丸踊

福重小学校4年生、5つの伝統芸能の録画の視聴(概要報告)
日時:2023年5月9日 08時10分~ 10時50分
主な講話内容:5つの伝統(郷土)芸能<5つの でんとう(きょうど) げいのう>
場所:福重小学校4年生の教室
参加:65名(児童62名、先生2名。上野含む) <ご参考までに、(2023年4月11日現在で)福重小学校の全児童数は367名。内4年生は2クラスで64名
 注:写真の掲載順は順不同であり、写真整理番号には特に意味はない。

<5つの伝統(郷土)芸能の録画の視聴>
 今回は、主に下記「5つの伝統芸能」録画盤(DVD)を中心におこなわれました。

5つの伝統(でんとう)郷土(きょうど)の踊り(おどり)とは
 1) 寿古踊(すこ おどり)---------寿古町
 2) 沖田踊(おきた おどり) -----沖田町
 3) 黒丸踊(くろまる おどり)-----黒丸町
この3つの踊りは、郡三踊り(こおり3おどり)とよばれている
 4)立福寺の龍踊り(りふくじ の じゃ おどり)-----立福寺町
 5)今富浮立(いまどみ ふりゅう) -----今富町

 今回の5つの伝統芸能(でんとう げいのう)」の授業(じゅぎょう)は、主に全部の踊りを大村ケーブルテレビの録画(ろくが)で見ることでした。

見るところは?
 4年生の先生から、「ただ見るだけででなく、踊りの人数(にんずう)は何名か? どんな楽器(がっき)か? どんな衣装(いしょう)を着ているのか? まわりの人は? などメモもして見てほしい」との話もありました。

・踊られた年月日
 なお、4年生からの質問(しつもん)もあり、このDVD録画盤(ろくがばん)の5つの踊りが踊られた年月日は、上野調べで下記のとおりです。
 ・郡三踊り(寿古踊、沖田踊、黒丸踊)の上演年月日は、2014年6月8日花しょうぶ祭りの時で、場所は大村公園である。郡三踊り寿古踊沖田踊・黒丸踊)が、国の重要無形民俗文化財に2014年に指定されたのを記念して上演された。 補注:現在は通常、郡三踊りは、各年ごとに大村の祭りなどで一つの踊りが上演される。しかし、この年に郡三踊りが国の重要無形民俗文化財に指定されたので、その記念として郡三踊りが一緒に上演された

 立福寺の龍踊り今富浮立の上演年月日は、2018年10月14日に開催された第100回記念 福重地区敬老会(福重小学校 体育館) に上演された。 また、今富浮立の場合は、2011年9月11日17日に実施された今富浮立の総練習の時に踊られたときのもの。

<前回の質疑応答の補足>

 上野より、前回、私の宿題になっていた沖田踊(おきた おどり)と、今富浮立(いまどみ ふりゅう)について、踊り保存会の人に聞いてきたので、答えたい。ただし、前回の質疑応答と、ほぼ同じではあった。前回の「Q &A」は下記(点線内)のとおり。
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Q2:沖田踊で、なぜ刀を持って踊る理由は?
A2:ぜ、長刀(なぎなた)や太刀(たち)などを持って踊るのかまで書いてある本は、すぐには見つからない。調(しら)べたい。ただ、郡三踊りが、3つの踊りで一つの踊りなので、一番目の寿古踊が、ゆっくりした踊りなので、2番目の沖田踊は変化をつけた踊りではある。

Q3:今富浮立は、なぜ子どもだけでなく、大人も踊っているのか?
A3:踊り保存会の方に聞いてみたい。ただし、郡三踊りも他の踊りでも、はじめは大人だけの踊りが多かった。しかし、大人で踊れる人が少なくなり、だんだんと子どもに変わってきた。今富浮立も、それと、にたところがあるのかもしれないが、まだまだ、大人の人で踊れる人もいるということでもある。

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今回の補足(ほそく)について
 (1) 沖田踊について、郡三踊りは、踊り方が元々(もともと)から、それぞれ違う(ちがう)。つまり、沖田踊は最初(さいしょ)から長刀(なぎなた)や太刀(たち)などをもって踊っていたということだ。郡三踊りが、3つの踊りで一つの踊りなので、まず、はじめの寿古踊がゆっくりと踊られ、2番目の沖田踊で長刀などの踊りで大きく変わって、最後(さいご)3番目の黒丸踊で、より派手(はで)になり、まとめる形(かたち)の踊りといえる。 (注:今回の質疑応答でも用語が難しいので4年生には話していないが、下段の補注序•・破・•急(じょ・は。きゅう)」の用語も参照願う)

(2) 今富浮立について
 保存会の会長(かいちょう)は、上野より5つ年上だ。子どものころ(約60前)は、大人も子ども大勢(おおぜい)で踊っていたという。しかし、人は歳(とし)をとると体力(たいりょく)がついていけず、一人減り(へり)、二人へって、今は大人が少なくなったということだ。これは、どこの伝統芸能(伝統芸能)でも、似た(にた)ようなことだ。
-----踊りの「序・破・急」の用語解説>-----
 (補注:文章を書く場合、「起・承・転・結」がある。これと似たような用語で雅楽(ががく)や古くからある踊りでも「序・破・急」(じょ・は・きゅう)との用語がある。デジタル大辞泉より、「序・破・急」の解説=「1 雅楽で、楽曲を構成する三つの楽章。初部の「序」は緩徐で拍子に合わず、中間部の「破」は緩徐で拍子に合い、終部の「急」は急速で拍子に合う。」(以降省略)
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4年生からお礼
 最後(さいご)に、今回も4年生全員から元気な声で、お礼がありました。
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関係ページ
寿古踊(すこ おどり) 、・ 沖田踊(おきた おどり)  、・立福寺の龍踊り(りふくじ の じゃ おどり) 、・今富浮立(いまどみ ふりゅう)  

2020年、大村秋祭りの寿古踊 、2021年、大村秋祭りの沖田踊 、・2022年の大村秋祭りの黒丸踊 、・2018年 第100回記念 福重地区敬老会での立福寺の龍踊り 、・2011年 第93回福重地区敬老会での今富浮立 、・2011年9月11日17日、今富浮立の総練習



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