福重小学校、第78回(2024年度)卒業証書授与式(卒業式)(概要報告) |
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(写真1) 福重小学校・卒業式、壇上は卒業証書授与中、中央部は校長先生、その右側が卒業生、右奥側:来賓、左奥側:先生、手前側:5生生や保護者 |
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(写真2) 福重小学校・卒業生 (左側が6年1組、その右側は6年2組) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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(写真3)卒業生の別れの言葉 (左側が6年2組、その右側は6年1組、手前側は在校生の5年生) | ||||||||||||||||||||||||||||||
福重小学校、第78回(2024年度)卒業証書授与式(卒業式)(概要報告)
今回の卒業式は、下記の式次第に則り、開催されました。 (1) 開式の言葉 (2) 国歌、市歌斉唱 (3) 卒業証書授与 (4) 校長式辞 (5) 教育委員会告辞 (6) 来賓祝辞 (7) 卒業記念品・祝電披露 (8) 別れの言葉h (9) 校歌斉唱 (10) 閉式の言葉 また、式直後には保護者代表の謝辞もありました。 -----------・・・----------・・・----------・ 卒業証書授与 校長先生から卒業生へ、卒業証書の授与がありました。その後、卒業生は、壇上から中学校での抱負、あるいは将来の夢(なりたい職業など)を述べられました。例年通り、「中学生になったら、勉強とクラブ活動を両立させて頑張りたい」が多いのに変わりなかったですが、今年も将来指す職業なども沢山ありました。 そのほんの一例として(順不同で)「何でもできるお母さんのようになりたい」 「バレーボールをやりたい」「新しい仲間と頑張りたい」「国語、漢字、読書を頑張りたい」「将来、誰かを楽しめる人になりたい」「文武両道で頑張りたい」「安定した職業に就きたい」「ヘアーメイクアーティストになりたい」「様々なことに挑戦したい」「誰とでも親切に関わりたい」などの力強い話しもありました。 以上の抱負や今後の夢についての発言は、卒業生全員、ハキハキとした元気な声で、体育館いっぱいに響き渡っていました。 校長式辞 春の息吹を感じる心地のよいこの季節に、多くの来賓の皆様、そして保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに第78回大村市立福重小学校卒業証書授与式を挙行できますことを感謝申し上げるとともに、心から喜びたいと思います。 卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。当日を迎えた今、皆さんはどのような心境でしょう。卒業することの淋しさ、新しい学校生活への期待感や不安など、きっと様々でしょう。この6年間特に新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの活動が制限され、不自由を感じながらの学校生活でしたね。また、その後も校舎建て替えのために多くの制約を受け、不自由をかけてしまいました。 でも、そんな逆境の中でしたが、皆さんはその現実を受け止め、出来る活動を大切に精一杯頑張り、6年間を過ごしてきました。自覚するのは難しいと思いますが、きっと皆さんの心の中には、辛抱強くがんばること、出来る環境でベストを尽くすこと等の、他にはない力が育っていると私は思うのです。どうか自信を持って次のステージへ羽ばたいて下さい。 さて、皆さんとは2年聞のお付き合いでしたが、こうして皆さんの成長した姿をみると、たくさんの思い出や頑張ってくれた姿が目に浮かんできます。春、出会いの時。遠足の1年生のお世話や、集団下校、運動会、さらには児童会活動などで、スタートから責任ある行動を示し続けてくれました。特に運動会は、初めての黒丸グラウンドでの開催で戸惑うことが多かったでしよう。しかし、マツケンサンバなどで一緒に楽しみながらも、下級生のために、学校.のために、誰かのために本当に辛抱強く頑張ってくれました。そんな皆さんへ「ありがとう」を伝えたいと思います。 秋、実りの時。修学旅行へいきましたね。旅行中、皆さんの「よさ」をたくさん目にすることができました。例えば、今年はバスガイドがいない中での旅行でしたが、事前にたくさんのアイデアを出しあい、バスでの過ごし方を工夫し、盛り上げましたね。また、目的地別にグループで事前調査をし、活動が充実するように准備をし、当日は大きな問題も無く、笑顔あふれる旅行となりました。さらに、ホテルでは元気に挨拶をし、館内の生活の約束を守り行動しようとする姿は、まさに自慢の6年生でした。旅を通じ、目的を持って仲間と高め合うことの大切さを実感できましたね。忘れられない、成長と思い出の時間を作ってくれてありがとう。 寂しいですが小学校での生活は今日でおしまいです。しかし、別れの時は、新たなスタートの時でもあります。新たな希望と出会いにあふれる中学校に進学する皆さんへ、はなむけの言葉を二つ送ります。 一つ目は、「よく考え、自分で決めて動く」です。皆さんの人生を豊かにするために、この言葉は切なキーワードになると思います。これは一人よがりを意味するのではありません。他人を尊重すること、違う意見も大切することを前提としています。これから様々な課題とぶつかり苦難を感じることもあるでしょう。思った通りにならないこともあるでしょう。しかしそれでも自分自身を見失わず、よりよい方法について「.よ.く考え、自分で決めて動く」、そんな生き方をしてほしいと思っています。自分で決めることで、人生の後悔はぐっと少なくなります。そしていつの日か、自分なりの幸せが訪れると思うのです。「よく考え自分で決めて動く」、忘れないでくださいね。 二つ目は、「よく話をするこど」です。当たり前のような言葉ですが、自分の心の話をするのは難しいですよね。ただ分かってほしい、理解してほしいと思うだけでは伝わらないことがたくさんあります。多様性の時代、様々な生き方を尊重していくこれからの時代を迎えている今、必要な時に必要な思いをしっかり伝えることが必ず求められます。自分を理解し相手を理解するためにも、困ったときに話せる自分、必要な時に意見を言える自分を目指してほしいと思います。「よく話をすること」どうか心の隅にとどめておいて下さいね。 さて、御来賓の皆様、これまでの皆様の様々なご支援ご配慮そして言葉かけの一つ一つが、子どもたちの成長の大きな支えとなりました。この場をお借りし、あらためて感謝申し上げます。今後も引き続き、子どもたちに対し積極的にご指導、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 そして、保護者の皆様、あらためまして本日はお子様のご卒業おめでとうございます。成長したお子様の姿を目の前にご覧になり、さぞ感慨深いものがあられるでしょう。これまでの皆様の子育てにあらためて敬意をあらわしたく存じます。どのお子様も、多くの可能性に満ちあふれています。どうか今後も、引き続き人生の安全安心の守り手として、よき相談者として、身近な支援者としてあられることを願ってやみません。このご縁を大切に、引き続き皆様とともに子どもたちを見守っていければ幸いです。 結びになりますが、世界はまだまだ戦争や災害、そして事件など、予測困難な状況が続きそうです。だれもが見通すことが難しい今の世の中です。このような今だからこそ、私たち大人が一体感を持って「子どものために」をキーワードに、子どもたちのよりよい社会への「土台」と「未来への選択肢」を作っていかなければなりません。選ぶのは子どもたちですが、未来に向けた「足場」や選択の機会を作るのは私たち大人の役目です。このことで将来、豊かで繋がる桂会、そして福重地区を、子どもたちが作ってくれるものと私は信じています。 卒業生をはじめ、世界の子どもたち、そして関わる全ての皆様の、今後主すますの豊かさと発展と平和、笑顔が絶えないことを願いまして、私の式辞といたします。卒業生の皆さん、未来をつかめ! 教育委員会告辞 (概要、次のような告示があった) 卒業生、保護者の皆様、ご卒業おめでとう。この6年間、大きく成長された。二つのことを述べたい。 @ 自分らしさを感じて、あなたの道を歩んで欲しい。自分らしさで一歩一歩歩んで頂きたい。 A 感謝の心を忘れないで欲しい。特に、暖かく見守って下さった先生、地域、保護者の方々へ。 教育委員会から地域、保護者の皆様へ、常日頃より教育に対して、ご支援ご協力を賜り、感謝申し上げたい。 市長(代理)の祝辞 (概要、次のような祝辞があった) 私は41年前、「良く学び、良く遊べ」と教えてもらった。皆さんは、どうでしたか? 学んだ古い校舎、あるいはわずかの期間だったが新校舎でのことなど、色々と思い出になるだろう。先生、地域、保護者の皆様へ、これからも見守って欲しい。野球で活躍中の大谷翔平選手は、自分の夢を実現するために、その努力を学生の頃から、ずっと続けていた。皆さんも様々な夢があるだろうし、夢中になることは喜びにもなる。また、皆さんを応援して下さる方も忘れないで欲しい。 福重小学校PTA会長の祝辞 この祝辞内容の詳細は省略しますが、撮影者の上野の感想として次のような事柄でした。先生、地域の方、保護者への感謝などと併せて、卒業生に向けて主に次の2点を強調されていました。 @ チャレンジ(挑戦)-----何事にもチャレンジして欲しい。今でないとできない挑戦もあるので、後で悔やむより、何事もチャレンジして下さい。 A パッション(情熱)-----何かするにも一生懸命、情熱を持ってやって欲しい。 このような何事にも情熱を持って、挑戦していけば、段々と分かってくると思うなどの話が印象深く残りました。 卒業記念品・祝電披露 大村市、福重小PTA、保護者などから、(写真5)の記念品、(写真7)の新調された校旗の贈呈の紹介がありました。また、福重小学校と関係ある方々からの祝電を新校舎に展示していることも披露されました。 分かれの言葉 卒業生全員から変わるがわる、例えば入学当時、運動会、修学旅行、料理などを始め、一人ひとり楽しかったこと、苦労したことなど実に多くの思い出が語られました。 校歌斉唱 出席者全員で校歌が斉唱されました。 -----------・・・----------・・・----------・・・---------- 保護者からの謝辞 穏やかな春の息吹を感じる今日の良き日に、令和六年度福重小学校の卒業式を迎え僧越ながら卒業生51名の保護者を代表いたしまして、お礼の言葉を述べさせていただきます。 本日は、子ども達のために、このような素晴らしく心温まる卒業式を執り行って頂き、誠にありがとうございました。校長先生をはじめ、すべての教職員の皆様、また、子ども達のお祝いに駆けつけてくださいました御来賓の皆さまに、保護者一同、心より厚くお礼申し上げます。 先ほど立派に卒業証書を受け取った我が子を見つめながら、6年前、小さな背中に大きなランドセルを背負い、少しの不安とこれからの新しい環境にドキドキ、ワクワクしている我が子の小さな手を引いて、今と同じ体育館で迎えた入学式を思い出しました。 思い返せば、この子たちの小学校6年間は、 先月、完成を迎えました生まれたての福重小学校を心からお祝いし、今までお世話になった思い入れのある旧校舎には感謝と敬意を払い、全ての卒業生を代表してお別れをしました。誕生を迎える事の喜びや素晴らしさ、別れる事への悲しみや辛さなど、心を動かすような貴重な経験をすることが出来た事は、子ども達ひとりひとりが大きく成長するための掛けがえのない財産となったのではないでしょうか。 学習前日の夜に突然知らされる家庭科の食材や図工で使う材料の買い出しにイラッとした事もありましたが、それも良い思い出です。皆で一緒に学んだ事、楽しかったこと、悔しかったこと、想い出話は尽きませんが、この子たちが6年間で考え体験し積み上げてきた事は相棒であったランドセルに目一杯つまっている事かと思います。 何事にも感謝の心を持ち、素直に「ありがとう」と言える事の大切さを伝えてくださった校長先生、厳しさと温かさで子ども達と真摯に向き合い導いてくださった先生方、子ども達の安心安全を常に考え優しく接してくださった地域の方々。皆さまのお陰で、子ども達は置かれた状況に嘆くことなく、様々な逆境を乗り越えて、常に前を向き、いかに日々の学校生活を楽しく面白く出来るか、どうすればもっとより良い活動が出来るか、自分だ廿の為ではなく、みんなの為にどうするかを一生懸命に考え行動する事が出来るようになりました。 福重小学校の最高学年として立派な背中を下級生に示す事が出来たのではないでしょうか。我々、保護者も子ども達と一緒に考え、行動し、乗り越えて行くことで共に成長する事が出来たように思います。毎朝、当たり前のようにランドセルを背負う我が子を見送る日も今日で最後となりました。本日で子ども達はこの福重小学校を卒業いたしますが、まだまだ未熟な子ども達です、今後とも見守り、ご指導くださいますよう心よりお願い申し上げます。 最後になりますが、生まれたぼかりの福が重なる素敵な福重小学校の益々のご発展と校長先生をはじめ、諸先生方、職員の皆さまのご健康とご活躍をお祈り申し上げまして、お礼の言葉とさせて頂きます。本日は誠にありがとうございました。 -----------・・・----------・・・----------・・・---------- 6年生最後の教室と記念写真撮影 無事に卒業式も終わり、最後の「学活」のため、6年1組・2組の卒業生は、新校舎の教室に集まりました。そして、各組にて違いはあるものの担任の先生や各卒業生からの話などがありました。両教室とも嬉し涙、笑いなど、教室一杯あふれていました。その後、廊下に出て階段を下り、在校生がが作る花のアーチや見送りの拍手の中、卒業生と保護者が進みました。そして、卒業記念写真撮影などがおこなわれました。 -----------・・・----------・・・----------・・・---------- 保護者主催のお楽しみ感謝会 卒業記念写真の撮影も終り、再び新校舎に戻り、今度は多目的室ぶて、保護者主催によるお楽しみ感謝祭がありました。お世話になった3人の先生へ花の贈呈や色々な話もありました。また、正面玄関前にては、この時は少し青空も見えていたので卒業記念のづ羽扇飛ばしをおこないました。そしてmしの風船が天高く舞い上がるのを参加者全員歓声を挙げながら見守っていました。 |
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(写真19) 6年1組、最後の「学活」後の記念写真 | (写真20) 6年2組、最後の「学活」後の記念写真 |
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(写真21) 在校生の持つ花輪をくぐる卒業生と保護者(新校舎の階段にて) | (写真22) お楽しみ感謝祭(左端:担任の先生、奥は卒業生、右や手前側は保護者) |
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(写真23) お楽しみ感謝祭(中央部:担任の先生、左奥側は保護者) | (写24) 卒業記念の風船飛ばし(中央部:卒業生、その周囲は保護者) |
関係ページ:「2019年度、福重小学校・入学式(概要報告)」 「2025年2月19日、大村市主催の福重小学校新校舎落成式」 「2025年2月21日、福重小学校・新校舎落成集会」 「2025年2月25日、新校舎へ初の登校、初の授業」 「3階建て新校舎の工事中」 「本館校舎」 「東校舎」 「南校舎」 「体育館」 「運動場」 「大村歳時記シリーズ(もくじ)」の「卒業式」 |
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初回掲載碑:2025年3月19日、第二次掲載日:3月20日、第三次掲載日:3月21日 |