大村発電所 |
写真集その4 |
役目を終えて 大村発電所
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はじめに
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はじめに 優しい山容ながら孤高のようにも見える郡岳(こおりだけ、826m)とともに、これから紹介します 九州電力(株)大村発電所の煙突は、大村市内だけでなく大村湾岸のたいていどこからでも見える建物でした。 まず、個人的なことながら、私は長年大村を離れ大阪に住んでいたとき、たまの帰省時飛行機の窓から眺めるなだらかな郡岳とノッポの紅白煙突の発電所が見えてくると、改めて「あー、故郷に帰ってきたなあ」と実感していました。
まだその当時、大村では大きな建物はほとんどなく「わー、大きいなあ」と言いながらこの屋上にも皆で登りました。日頃見慣れた学校の方向や緑いっぱいの田んぼばかりの周辺を熱心に見たような記憶が、かすかにあります。 私が大阪に住んでいた間に、1号機は廃止になり、また大村に戻ってきて住み始めましたら今度は、まだ稼働中だった2号機も廃止になりました。2005年春からその2号機の解体工事も始まり2006年夏には、全て工事も終了予定と聞いています。いずれ工場跡地は、更地になるのでしょう。 それで、今の内にと思い発電所全景と周辺部が見える自宅近くから定点撮影をここ数年ずっとおこなってきました。さらには九州電力のご協力も得て、2005年3月7日には40数年ぶりに屋上に登り、周辺の寿古町、皆同町、沖田町、草場町や松原地区の風景写真も撮りました。屋上と自宅近くの定点位置からなどの撮影枚数は、もう200枚を越えたと思います。 また、九州電力・大村発電所から発行されている二つの記念誌『大村発電所40年のあゆみ』、『大村発電所のあゆみ −2号機30周年を記念して−』を今年(2006年)拝見することもできました。それで、今回何かの記念になればと思い立ち、この『福重ホームページ』に私なりの方法で、写真や文章の掲載をしてみようと考えました。 そのようなことから私が撮った写真以外は、上記2つの記念誌からです。また、年表や記述についても同様です。なお、念のために、これから掲載する内容は、あくまでも私(上野)が『福重ホームページ』の企画として作成していますので、公式なものではないことを申し添えておきます。あと、そのようなことから各種の記述などは、ご参考程度に見て頂けないでしょうか。 不定期ですが(準備できしだい)順次掲載していく予定ですので、また、ご覧頂ければ嬉しい限りです。 (掲載日:2006年2月4日) |
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