2019年、福重小学校5年生の脱穀作業
日時:2019年11月8日 08時30分〜09時10分
場所:大村市皆同町、石走川左岸横の田んぼ
・関係ページ:・(2017年、福重小学校5年生の作ったコメでできた)米アイス ・2017年12月19日、福重小学校5年生の餅つき大会
参加:全体で約50名(内、5年生の児童:44名、他:指導員・先生・保護者・関係者など)
主な内容:この日は、青空の広がる良い天気でした。福重小学校5年生は、朝から脱穀作業の体験でした。この米(コメ)は、今年7月5日に田植えし、10月30日に稲刈りして稲架け竿に天日干ししたものでした。
児童は一人一人、10月30日に稲刈りして稲架け竿に天日干ししてあった束(たば)を各自持てる範囲内で手にして、まずは脱穀機まで運運ぶ作業でた。(写真1、2、A参照)
そして、指導員の沖田さんの指示で脱穀機の入口に束を持っていっていました。(写真A、2参照) うるち米(まい)と、餅コメを間違わないように脱穀後の袋を分けて入れていました。そのような繰り返しをおこない、脱穀作業自体は一応区切りがつきました。
その後、稲架け竿や、その足の片づけ作業に入りました。(写真3、4参照)そして、それらを田んぼ脇に運ぶと、この実作業は終わりました。 あと、脱穀機の内部構造が分かるように上部のカバーを開けて、児童への見学や説明が指導員からありました。(写真5参照)
その後、終了ミティーングがあり、まず、指導員の清水さんから、次の「」内などの話がありました。(写真B、6、7参照) 「今年は例年より、収穫量が少なかった。うるち米(まい)と、餅コメともに40kg位だろう。このように皆なが苦労して田植えや、稲刈りして作っても、『人一人が年間に食べる米(うるち米のこと)は約60kg』と言われているので、この収穫分では足りない量だ」
「この米は、今から籾すり機(もみすりき)にかけて、殻を飛ばす。その後、いずれ精米して、皆は米アイスや餅つき大会に使ってほしい。今日は、お疲れさん」
その後、児童から感想があり、「今日みたいに大勢ですれば速く終わるが、いつもは少人数と思うので、作業の大変なことが分かった」 「(皆で作った米全部でも食べる量として)1年間の一人分しか収穫できていないことを知った」などの発言が相次ぎました。
また、担任の先生から「あれだけ苦労して作っても1年間の一人分の食べる量だけということが分かったので、米(コメ)は大切にして食べよう」 「(収穫した米は)今度、シュシュさんが”米アイス”にして下さる。うるち米は家庭科の授業時に炊いて食べよう。餅コメは、12月には餅つき大会もあるので楽しみにして下さい」などの話もありました。
児童の方から、指導員の清水さん・沖田さん始め保護者や関係者へ、大きな声で「今日は、ありがとうございました」とのお礼があり、今回の脱穀体験授業は、全て終了しました。参加された指導員・先生・5年生・保護者の皆様、お疲れ様でした。