福重小学校5年生の餅つき
日時:2019年12月10日08時40分〜11時30分(PTAや保護者の準備は07時30分から)
場所:福重小学校・本館校舎前の道路脇
参加:全体で約80名(児童44名、先生5名、PTA・保護者など約30名) <短時間の見学の児童もいたが先の人数には含めていない・また、保護者数は、延べ人数である
<内容(概要)>
この日、青空の広がる良い天気でした。福重小学校5年生は、今年度、2019年7月5日の田植え、10月30日の稲刈りや、11月8日の脱穀作業を自らおこなっていました。そして、今回は、そのモチゴメを使っての餅つきでした。
早朝からPTA・保護者が準備作業
早朝7時30分から5年生の保護者やPTAの方々によって準備して頂きました。それは、主にモチゴメ、蒸すためのコンロ、羽釜、せいろ、湯、石臼、杵(きね)、それにモチを丸めるためのボウル、ステンレスバッド、餅入れ箱、机などでした。5年生が直ぐに餅がつけるように、例えばセイロ蒸しや、家庭科室でのアンコ作りは、同時に準備されていました。
餅つきの段取りと諸注意
5年生全員が8時25分に東校舎前に全員集合して、まずは担任の先生二人から、餅つきの段取りや諸注意などがありました。そこから、餅をつく場所に移動して、今度は保護者代表の方から、うまく餅をつく手ほどき、セイロ・石臼の状態、さらには注意事項などの話がありました。
この場所では、既に石臼(いしうす)が用意されていたので、しばらくして、蒸しあがった順番に餅つきが始まりました。最初の段階では、少し柔らかになるまで男性の保護者がつき、次に小学生がおこい、また仕上げは再度、保護者がおこなう段取りで進みました。児童も杵(きね)を順番に持ちながら、本格的に餅つきが始まりました。
交代しながら全員で餅つき
はじめ、児童は、慣れない手つきや杵使いでした。しかし、回数を重ねるごとに、コツを覚え、しかも、「また、したい」との児童もいて、何回となく交代しながら全員で餅つきは進みました。上野の見た範囲内で、餅のつき具合が上手になると、ペッタン、ペッタンの音も良くなってきたようでした。さらに後の方では、最初のコネルところから力をかけて出来るようになり、皆でつけるようになりました。
つきあがった餅は、直径1メートル位あるステンレスバッドに載せて体育館前のテーブル上に運びました。今度は、飾り用の鏡餅、食用の丸餅(あんこ入り餅、きなこ餅など)を、お母さん方の手つきを見ながら5年生は、器用に丸めていました。このようなことを何回となく繰り返し、餅つきは進みました。
おいしい試食
丸まった餅は、他の学年や先生方へ配るために、いったん保護者の方が家庭科室へ運び込まれていました。そして、その後、まずは「黄粉餅(きなこモチ)から試食してみよう」とのことで、ほぼ全員から「おいしい」とかいいながら食べ始めました。中には、5人位で輪になって「餅で乾杯!」と言いながら食べてもいました。自分たちで田植え、稲刈り、脱穀して収穫したモチ米で、これまた今回は、自分達で餅つきして、つきあがったら自ら丸めて食べているのですから、おいしいはずでしょう。
以上のように、5年生は、モチ米をセイロで蒸し、次に石臼に移し、コネて、餅つきして、つきあがったモチを丸めと言う一通りの工程は全部(見学)体験済みとなりました。あとは、後片付けと洗いです。これも5年生は、丁寧に自分たちで使用していた石臼・杵・バケツなどを洗っていました。その後、記念の集合写真も撮りました。
児童からPTA・保護者へ、お礼
最後に、PTAや保護者の方へ、5年生の児童全員から大きな声で、「大変ありがとうございました」のお礼がありました。餅つきに参加された皆様、大変お疲れ様でした。