福重小学校５年生の餅つき
日時：2020年12月18日08時55分〜12時05分(PTAや保護者の準備は07時30分から)
場所：福重小学校・本館校舎前の道路脇
参加：全体で約８０名(児童57名、先生4名、PTA・保護者など約20名) ＜短時間の見学の児童もいたが先の人数には含めていない・また、保護者数は、延べ人数である
＜内容(概要)＞
この日、気温7度位ながら青空の広がる良い天気でした。福重小学校5年生は、今年度、7月3日日の田植え、10月30日の稲刈りや、11月5日の脱穀作業を自らおこなっていました。そして、今回は、そのモチゴメを使っての餅つきでした。
早朝からPTA・保護者が準備作業
早朝7時30分頃より5年生の保護者やPTAの方々によって準備して頂きました。それは、主にモチゴメ、蒸すためのコンロ、羽釜、せいろ、湯、石臼、杵(きね)、それにモチを丸めるためのボウル、ステンレスバッド、餅入れ箱、机などでした。5年生が直ぐに餅がつけるように、例えばセイロ蒸しや、家庭科室での洗米や諸準備は、同時にされていました。
餅つきの段取りと諸注意
５年生全員が9時に本館校舎前でと体育館近くに全員集合して、まずは担任の先生から、餅つきの段取りや諸注意などがありました。そして、既に石臼(いしうす)が用意されていたので、しばらくして、蒸しあがった順番に餅つきが始まりました。
最初の段階では、少し柔らかになるまで男性の保護者がつき、次に小学生がおこない、また仕上げは再度、保護者でつき上げる段取りで進みました。児童も杵(きね)を順番に持ちながら、本格的に餅つきが始まりました。
声を掛け合い交代しながら全員で餅つき
はじめ、児童は、慣れない手つきや杵使いでした。しかし、回数を重ねるごとに、コツを覚えていきました。お互いに「イッチ、ニー、サン」 「ヨイショ！ ヨイショ！」 「ペッタン！」など声をお互い掛け合い、何回となく交代しながら全員で餅つきは進みました。
後半になり、今までの向い合わせの”二人つき”だけでなく、”三人つき”で呼吸を合わせ、声をかけながら上手な杵づかいとなっていきました。そのような中には、腰を入れ、体重をかける大人顔負けの児童もいて、なかなか力のこもったつき方も見かけました。
つきあがった餅は、直径1メートル位あるステンレスバッドに載せて体育館前のテーブル上に運びました。今度は、食用の丸餅(あんこ入り餅も含め)を、お母さん方の手つきを見ながら５年生は、器用に丸めていました。
おいしい試食
その後、試食の時間となりました。児童は、体育館前の階段や渡り廊下の段差の所などで、しょう油、焼き海苔つきとか黄粉餅(きなこモチ)から試食していました。「味は、どうかなあ？」と尋ねてみると。「おいしいよ」と元気の良い声か一斉に返ってきました。先の各所で、ほぼ全員から「おいしい」とかいいながら食べていました。中には、5人位でピースサインしながら餅を食べていました。
それは、そうでしょう、自分たちで田植え、稲刈り、脱穀でをして、今日も自ら餅つきし、自ら丸めて食べているのですから、おいしいはず。また、自宅への持ち帰り分もビニール袋に入れて、教室へ運んでもいました。あと、ゴミ拾いや後片付けをしていました。
児童からPTA・保護者へ、お礼
最後に、PTAや保護者の方へ、５年生の児童全員から大きな声で、「大変ありがとうございました」のお礼がありました。餅つきに参加された皆様、大変お疲れ様でした。
