福重小学校4年生、4つの伝統芸能保存会への質疑応答(概要報告)
日時:2024年7月110日 08時05分~ 09時50分
主な講話内容:4つの伝統(郷土)芸能への質疑応答<4つの でんとう(きょうど) げいのう への しつぎおうとう>
場所:福重小学校・体育館
参加:81名(児童68名、先生4名、4つの保存会7名、市教委の安楽氏、上野含む) <ご参考までに、(2024年4月10日現在で)福重小学校の全児童数は370名。内4年生は2クラスで68名>
注:写真の掲載順は順不同であり、写真整理番号には、何の意味はない。また、文章内容もについても、まとめやすくしているので、この授業の順番通りではないことは、ご了承願いたい。
<4つの伝統芸能保存会への質疑応答>
今回は、主に下記「4つの伝統芸能の保存会への質疑応答(しつぎ おうとう)を中心におこなわれました。今年これまで、4年生は、「5月2日、4つの伝統芸能の講話」と、「5月7日、4つの伝統芸能録画DVD視聴」をおこなっていました。そして、今回は、各保存会の方々へ質問(しつもん)したい、日頃(ひごろ)の練習(れんしゅう)や本番(ほんばん)のことなど生の声を聞きたいという趣旨(しゅし)でした。
4つの伝統(でんとう)郷土(きょうど)の踊り(おどり)とは
1) 寿古踊(すこ おどり)---------寿古町
2) 沖田踊(おきた おどり) -----沖田町
4)立福寺の龍踊り(りふくじ の じゃ おどり)-----立福寺町
5)今富浮立(いまどみ ふりゅう) -----今富町
各踊り保存会と4年生の挨拶
はじめに4年生代表から「今日は、教えて下さい。よろしく、お願いします」との挨拶(あいさつ)がありました。そして、各踊り保存会の方々から、自己紹介(じこしょうかい)がありました。
また、終わりの時は、4年生代表から「教えていただき、ありがとうございました」とのお礼があり、さらには全員の大きな声で「ありがとうございました」と元気な声が体育館いっぱいに響き(ひび)わてっていました。また、最初と最後に踊り保存会の方と4年生で記念写真も写しました。
質疑応答(しつぎおうとう)
注(ちゅう) :上野は、4つの踊り保存会グループに分かれて質疑応答しているところを写すのが、主だったので、4グループごとの内容は、ほとんど聞いていません。そのため、事前の質問内容(しつもんないよう)を下記に書いています。ただし、当然その答えは聞いていないので、ご了承願います
<寿古踊グールプ>
・踊りを覚えるのは大変ですか?
・何歳まで踊っていいのか?
・なぜ布で顔をかくすのか ?
・なぜゆったりとした踊りなのですか?
・ なぜ昔は長男しか踊ることができなかったのか ?
・どんな願いをもって踊られているのか?
・ どんな歴史があるのか ?
・なぜ日傘をさした女の人が付き添うのか?
・ 頭の上に何を載せているのか?
・使っている楽器を全部知りたい?
・ 踊る人数は決まっていますか?
・ ふりは、だれが考えたのか
<沖田踊グールプ>
・ 長刀、刀は重いですか?
・どんな願いがあって踊られるようになったのか?
・ 音は、どうやつて選ばれたのか?
・お化粧をしているのは、なぜか ?
・同じ踊りを繰り返すのは。なぜか?
・男の人ばかりですか?
・女の子は、いますか
<立福寺の龍踊りグールプ>
・踊り終わった後、どんなことを言われたら嬉しい ですか?
・龍踊の歴史について知りたい?
・なぜ龍は、太陽をなくそうとしているのか?
・なぜ龍が、雷雲を巻き起こしながら太陽を追いかけるのか?
・龍の作り方 どこで作られたのか?
・何日くらいで上手に踊れるのか?
・修理など、どのようにしているのか?
・重さは、どれくらいあるのか?
・龍は、何の素材でできているのか?
・こわれたりしな いのか?
・ 龍が回るスピードは、決まっているのか.
<今富浮立グールプ>
・なぜ頭に面を付けるのですか?
・浮立の順番があるのはなぜですか?
・曲数が少ないわけ 浮立という名前の由来は?
・ 何と言いながら踊っているのか モラシとはなにか?
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<上野の感想>
まず、昨年に続き福重小学校で福重地区の4つの伝統芸能保存会の方が参集(さんしゅう)され、質疑応答を中心に話して頂きました。また、4年生は話しを聞くだけでなく、各踊りの衣装を着たり、楽器を鳴らしたり、太刀や面などに直接(ちょくせつ)ふれていました。
これは、なかなかできないことでもあり、4年生にとっては、貴重(きちょう)な体験(たいへん)と思われます。その意味(いみ)、普通(ふつう)の授業(じゅぎょう)と違ったものになったと思われます。
あと、このようなことから、伝統芸能を踊ってみたい、演奏(えんそう)してみたいとの子どもたちが、増えればなあと願っています。各踊り保存会の方々はじめ先生、4年生の皆さん、お疲れ様でした。
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・2024年の関係ページ:「5月2日、5つの伝統芸能の講話」、「5月7日、4つの伝統芸能録画DVD視聴」 「7月10日、4つの伝統芸能保存会との質疑応答」
<伝統芸能の関係ページ>
・寿古踊(すこ おどり) 、・ 沖田踊(おきた おどり) 、・立福寺の龍踊り(りふくじ の じゃ おどり) 、・今富浮立(いまどみ ふりゅう)
・2020年、大村秋祭りの寿古踊 、・2021年、大村秋祭りの沖田踊 、・2022年の大村秋祭りの黒丸踊 、・2018年 第100回記念 福重地区敬老会での立福寺の龍踊り 、・2011年 第93回福重地区敬老会での今富浮立 、・2011年9月11日17日、今富浮立の総練習