福重小学校５年生の餅つき
日時：2021年12月17日08時15分〜11時45分(PTAや保護者の準備は07時30分から)
場所：福重小学校・本館校舎前の道路脇
参加：全体で約９０名(児童58名、先生4名、PTA・保護者など約30名) ＜短時間の見学した１年生の児童もいたが先の人数には含めていない。また、保護者数は、延べ人数である。
注：このページ掲載写真は、順不同。そのため、上部からの写真の順番には、何の意味もない。
注：このページ写真は、５年１組、２組別に意識して分けて撮っていないし、撮影者の上野自身が、どの児童が、どの組かも知らないまま写している.。また、掲載枚数も組別と関係ない。
＜内容(概要)＞
この日、前日の雨が上がりながらも気温12度位の曇りで一時小雨も心配されましたが、なんとか餅つき時間中は雨にあいませんでした。福重小学校5年生は、今年度(2021年度)、6月30日「田植え」、11月1日「稲刈り」、11月7日「脱穀」作業を自らおこなっていました。そして、今回は、そのモチゴメを使っての餅つきでした。
早朝からPTA・保護者が準備作業
早朝7時前から、PTAや５年生の保護者の方々によって準備して頂きました。それは、主にモチゴメ、蒸すためのコンロ、羽釜、せいろ、湯、石臼、杵(きね)、それにモチを丸めるためのボウル、ステンレスバッド、餅入れ箱、机などでした。５年生が直ぐに餅がつけるように、例えばセイロ蒸しや、家庭科室での洗米や諸準備は、同時にされていました。
エプロンと三角頭巾姿でPTAや保護者へ、やる気満々・気合十分の挨拶
５年生全員は、08時15分に本館校舎前の運動場に集合して、まずは担任の先生から、餅つきの段取りや諸注意などがありました。見ると、その服装は、全員、体にはエプロン、頭に三角頭巾(さんかくずきん)で、やる気満々、気合充分さが伝わってきました。
そして、今回、諸準備から本番の餅つき、さらには最後には後片付けまでして下さるPTAや保護者の方々へ、５年生から「お願いします」との元気の良い挨拶がありました。既に石臼(いしうす)が用意されていたので、しばらくして、蒸しあがった順番に餅つきが始まりました。
最初の段階では、少し柔らかになるまで保護者がつき、次に小学生がおこない、また仕上げは再度、保護者でつき上げる段取りで進みました。児童も杵(きね)を順番に持ちながら、本格的に餅つきが始まりました。
声を掛け合い交代しながら全員で餅つき
はじめ、児童は、慣れない手つきや杵使いでした。しかし、回数を重ねるごとに、コツを覚えていきました。お互いに「イッチ、ニー、サン」 「ヨイショ！ ヨイショ！」 「ペッタン！」など声をお互い掛け合い、何回となく交代しながら全員で餅つきは進みました。
後半になり、向い合わせの”二人つき”や、”三人つき”で呼吸を合わせ、声をかけながら上手な杵づかいとなっていきました。そのような中には、腰を入れ、体重をかける大人顔負けの児童もいて、なかなか力のこもったつき方も見かけました。そして、その２人組には、声援さえ飛んでいました。
つきあがった餅は、直径1メートル位あるステンレスバッドに載せて体育館前のテーブル上に運びました。今度は、食用の丸餅(あんこ入り餅も含め)を、お母さん方の手つきを見ながら５年生は、器用に丸めていました。その餅丸めでは、アンコ入り、鏡餅ようなどもありました。また、餅切り機を熱心に使う児童もいました。
おいしい試食と餅入りビニール袋
その後、試食の時間となりました。児童は、体育館前の階段や植栽の近くなどで、しょう油、焼き海苔つきとか黄粉餅(きなこモチ)から試食していました。「味は、どうかなあ？」と尋ねてみると。「おいしいよ」と元気の良い声か一斉に返ってきました。中には、カメラを向けると、数名でいっせいにピースサインを示す児童もいて、実に嬉しそうな笑顔ばかりです。先の各所で、ほぼ全員から「おいしい」とかいいながら食べていました。
この試食は、各児童個数が決まっていましたが、後で何個かの餅が入ったビニール袋を全員がもらっていました。たぶんに帰宅して、お母さん・お父さんに「この餅は自分でついて、丸めた。アンコも入れたよ。美味しいよ」みたいな報告があり、家族で食べられたのではないでしょうか。
それは、そうでしょう、自分たちで田植え、稲刈り、脱穀作業をして、今日も自ら餅つきし、自ら丸めて食べているのですから、おいしいはずです。最後に、ゴミ拾いや後片付けをしていました。
児童からPTA・保護者へ、お礼
最後に、PTAや保護者の方へ、５年生の児童代表の言葉と、その後、全員から大きな声で、「大変ありがとうございました」のお礼がありました。餅つきに参加された皆様、大変お疲れ様でした。
