2024年、福重小学校5年生の脱穀作業(概要報告) |
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写真1:脱穀作業中(中央部:ハーベスタ(脱穀機)、その周囲は5年生、先生、指導員者など) |
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写真2:脱穀作業を終えて記念写真 (右側は脱穀機、中央上部は妙宣寺、最奥右側の山は郡岳) | ||||||||||||
2024年、福重小学校5年生の脱穀作業
脱穀作業の流れは、主に次の通りでした。・開始ミーティング(写真3)、 ・稲架け竿に天日干しの稲を脱穀機まで運ぶ(写真4と5)、 ・脱穀する(写真6) 、・稲わらを集める(写真7参照)、 ・コメ袋を運ぶ(写真8参照)、 ・稲架け竿を解体する(写真9)、 ・落穂拾い(おちぼひろい)をおこなう(写真10)、 ・記念写真の撮影(さつえい)(写真2参照)、 ・終了ミーティング(写真11と12)。 上記の流れの通り、児童一人一人、稲架け竿からの運びを何回もして、脱穀機の指導員に運んでいました。また、脱穀したコメ(玄米)が、コメ袋にたまると、自分たちで収穫(しゅうかく)した米(コメ)の重さを確認(かくにん)するかのように農道(のうどう)の軽トラックの荷台(にだ)まで運んでいました。あと、一通り脱穀作業がすむと、全員で稲架け竿や足を皆でくずして、1か所に運んでいました。さらに、田んぼに残る落穂拾いすると、ほぼ全ての作業が終了したことになりました。 沖田さんのお話 田んぼ脇の農道にいる5年生に対して、指導員(しどういん)の沖田さんが話された内容を書いていきます。ただし、下記「」内は、概要(がいよう)のみで、また、趣旨(しゅし)を変えない範囲内(はんいない)で、より分かりやすくするため上野の方で補足もおこない、まとめ直しています。 「今日は、この前、稲刈りして、稲掛け竿(いねかけざお)に掛けて、天気で乾かしていたコメを脱穀(だっこく)する。乾燥(かんそう)したので水分量(すいぶんりょう)は、15ペーセント位だろう」 「今から、あそこにあるハーベスタで脱穀(だっこく)をおこなう。機械(きかい)は回っているので注意(ちゅうい)して、手などをケガしなように。 脱穀するのは、餅米(モチゴメ)と、ウルチ米(まい)だ。混(まぜ)ぜないようにして下さい。混ぜると餅として食べられない。脱穀が終われば、モミとなる。それを精米機(せいまいき)で精米すると玄米(げんまい)になる。さらに精米すると次は、白米(はくまい)となる。そうなれば、食べられる。 ここでクイズだ。Q1:皆が普通(ふつう)食べているご飯は、コメ粒が何粒あるだろうか? (数名の児童から答えあり) A1:約3千粒くらいあるといわれている。このように、ただ食べるだけでなく、コメのことを分からずに食べるのと、知って食べるのとでは、違(ちが)っくる」 「皆が脱穀した餅米は、後で精米しておくので、12月に餅つきして、食べて下さい」 ----------・・・----------・・・-------- 5年生からのお礼 終了ミーティングの最後(さいご)に、5年生全員から大きな声で「ありがとうございました」とのお礼がありました。 ----------・・・----------・・・-------- 今回の脱穀作業に参加された指導員・先生・5年生・関係者の皆様、お疲れ様でした。 |
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・2024年関係ページ: ・「72024年7月3日、福重小学校5年生のに田植え」 「2024年10月30日、福重小学校5年生の稲刈り」 「2024年11月60日、福重小学校5年生の稲刈り <関係ページ> ・2019年10月30日、福重小学校5年生の稲刈り ・2016年11月4日、福重小学校5年生の稲刈り ・2015年11月2日、福重小学校5年生の稲刈り ・2014年10月30日、福重小学校5年生の稲刈り体験 ・(2017年、福重小学校5年生の作ったコメでできた)米アイス ・2017年12月19日、福重小学校5年生の餅つき大会 ・2020年7月3日、福重小学校5年生の田植え ・2020年10月30日、福重小学校5年生の稲刈り ・2021年6月30日、田植え ・2021年11月1日、稲刈り 、2022年7月1日、福重小学校5年生の田植え 、 2022年10月28日、福重小学校5年生の稲刈り 戦前の福重小学校生徒による稲刈り写真ページ:『1941年(福重村写真集)銃後の郷土 国民学校児童による寿古郷での勤労奉仕 』 ・大村歳時記シリーズの『稲刈り』 ・米(コメ)に関係する:『瑞穂の国』 |