最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク
あとがき
福重のあゆみ、 福重の名所・郷土芸能
鼓石(弥勒寺町)
石割り樫(今富町)
御手水の滝=裏見の滝(重井田町)
福重の名所・郷土芸能

鼓石(つづみいし)
 大村市弥勒寺の一番上、野岳町との境近くに「鼓石」という大きな自然石があります。この石に直径3cm、深さ28cmほどの丸い穴があります。

 鼓石という名は、穴の口を手のひらでたたくと「ポンポン」と、鼓(つづみ=楽器の一種)を鳴らすような音がすることからきています。

 天気の良い日にうまくたたくと澄んだ良い音がしますが、天気の悪い日はたたいても良い音はしません。天気予報のなかった昔は、この石をたたいて天気の良し悪しを判断したそうです。

 鼓石は弥勒寺町にあるのですが、野岳町の大石さん宅のすぐ下になります。野岳行きのバス停も『鼓石橋』、その上を『鼓石』といいます。


石割り樫(いしわりがし)
 今富町の大神宮神社の社殿右手に「石割樫(かし)」と呼ばれる樫の木があります。この樫の木は、なんと石の上に生えているのです。石は高さ3m、周りが10mもある大きな石で、真ん中に割れ目があります。この石のてっぺんに、樫の木が生えています。

 一にぎりの土もなく、水気もない石の上に落ちた種が芽生え、必死に生き続け、石の割れ目に沿って根を伸ばし、今では2m下の地面に太い根を降ろし、高さ5mほどにまで成長しています。

 ここまで育つのに100年ほどかかったとみられます。厳しい環境にめげず、見事に成長した樫の木の生命力のたくましさは、見る人に驚きと深い感銘を与えます。


御手水の滝(おちょうずのたき)=裏見の滝(うらみのたき)
 野岳湖の水は、御手水谷(おちょうずだに)の滝を流れ落ちて、佐奈河内川(さながわちがわ)となり、重井田から今富へと流れて郡川へ注ぎます。その御手水谷にかかる滝が御手水の滝(通称:裏見の滝)です。 

 滝の裏側の岩が大きくえぐれており、滝の裏に入って、滝を裏から見られるので裏見の滝と呼ばれるのです。滝があるのは重井田町です。御手水の滝の入口には鳥居があり、けわしい坂道を下ると滝のかかる谷底に着きます。

 滝は高さ30m、幅70mの大きな岩を垂直に流れ落ちています。滝の裏には道があり、石段を上がるとお堂があり、観音さまをはじめ多くの仏さまが祭られています。

 裏見の滝の一帯は「しゃくなげ公園」になっており、世界のしゃくなげ45種類、5,300本が植えられています。見ごろは4月で、しゃくなげ祭が開かれて大勢の見物客でにぎわいます。

補足>
 御手水の滝(おちょうずのたき)=通称:裏見の滝(うらみのたき)は、重井田町と立福寺町の境にありますが、滝の場所は重井田町になります。ただし、春に、たくさんの花が咲き、多くの観光客が訪れる『裏見の滝シャクナゲ公園』は、立福寺町と重井田町にまたがっています。

 右側の写真で説明するなら、滝及び滝の奥側が重井田町になり、手前側及び左方面(『裏見の滝シャクナゲ公園』)側が立福寺町になります。


福重の郷土芸能
 伝統芸能・郷土芸能については、別途、詳細版のページを掲載(一部準備中)しています。右側(『福重伝統芸能』のロゴマーク)をクリックして、ご覧願います。

なお、2005年2月現在、下記7つの内容です。
1)今富浮立(いまどみふりゅう)
2)沖田踊(おきたおどり)
3)重井田浮立(しげいだふりゅう)

4)寿古踊(すこおどり)
5)野田鍬踊(のだくわおどり)
6)野田新地節(のだしんちぶし)
7)野田楽隊(のだがくたい)
8)立福寺龍踊(りふくじじゃおどり)

(掲載日:2005年2月16日)
<・参考文献、参考資料一覧は、ここからどうぞ>

あとがき
最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク