警防団員殉職之碑(けいぼうだんいん じゅんしょく の ひ) 所在地:古賀島町(第6団詰所前)
<概略説明> 1945(昭和20)年5月20日午後4時頃、大村市内松並郷銭壺(現在の「桜馬場1丁目、九州教具と桜馬場団地の境界付近」)に投下された不発弾の処理中に爆発事故が発生した。その時、被害に遭われた警防団員11名、兵隊2名、巡査1名、計14名が殉職された。その霊を弔らうために建立されたのが、この警防団員殉職之碑である。本慰霊碑の右脇(東側)には本碑建立にあたってご芳志を寄せられた寄付者の石碑、その前には当時の不発弾の弾頭が展示してある。慰霊碑本体(自然石)の大きさは高さ1m80cm、横幅76cm、胴囲2m40cmである。なお、本慰霊碑の左側(西側)には当時の警防団員の活躍、不発弾やその処理中の状況、あるいは本碑建立の趣旨や経過などが詳細で分かりやすい説明板も設置してある。また、殉職された5月20日には大村市消防団・第6分団などが主宰されて本碑前で慰霊祭が執り行われている。
(掲載日:2021年3月2日)
<関連詳細ページ>・福重ホームページの『警防団員殉職之碑(けいぼうだんいん じゅんしょく の ひ)』
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